学校に また 来るための 大切なお約束
明道小。
朝は、元気のない子ども達も、帰りのあいさつは、
「さようなら!」「先生、また、来週!」
と、元気よく、あいさつして帰って行きます。
学校生活が楽しいのでしょう。
友だちと話しながら帰るのが楽しいのでしょう。
ともかく、帰りは、朝より、ずっと元気に帰って行きます。
でも、その一因は、
明道小の先生方にあると、
校長はこっそり、思っています。
明道小の職員、誰が、指示したわけではなく
いつの間にか、
こんな放課後が、
習わしになっています。
・・・先生、さようなら!
児童玄関で、担任先生達は、子どもを見送ります。
・・・ほらほら、カバンがしまってないよ。
・・・先生、ありがとう、さようなら!
担任が代わる代わる、子ども達を見送ります。
さようなら。
気を付けてね。また、来週!
気を付けてね。
先生、お見送り、ありがとうございます。
これだけではありません。
第2ステップ。
渡り廊下。
教頭先生、さようなら!
気を付けてね。
第2ステップの渡り廊下は、
担任外の教頭先生や保健室先生の
お見送りポジション。
今日は、ここに3名の先生のお姿が。
みんな、さようなら!
先生、また、来週!!
ところが、これで終らないのが、明道流。
その次の渡り廊下、最終ポジションを守るのは。
当然・・・。
ん?拡声器?
はい、もちろん、最終ポジションに立つのは、校長です。
拡声器をもって、
「さようなら!暑かったら、マスクはずすんだよ。」
と子どもたちを見送ります。
けっこう、校長に話しかけてくれる子どもがいます。
「あのね、校長先生。」
「どうしましたか?」
「あのね、校長先生・・・。」
「私ね、明日ね、誕生日なの!」
「そうか、おめでとう。明日はおいしいもの食べさせてもらいなさいね。」
「うん!」
その子は、とてもとても、嬉しそうでした。
校長は、このような、学校の姿を見て、こう思うのです。
先生達からもらう、
たくさんの「さようなら」は、
また、学校にくるための、
大切なお約束なのだな、と。
ハッピーバースデイ!
明日、素敵な誕生日になりますように!(^^)/
see you!
by 校長