日誌

3年生のすばらしき足跡

子どもさんは、

 

学校に、家庭を背負って、登校するのです。

そして。

家庭に、学校を背負って、下校するのです。

 

職員には、校長は言います。

 

学校で、叱ることがあったら、

その後、どんなことがあっても、

笑顔にして、ご家庭に帰すように。

 

ベテラン先生は、その手法を、熟知しています。

 

3年生・・・。

 

毎回、笑顔にして、帰します。

 

これが、プロのお別れです。

 

ある日の、3年生・・・。

 

いつもの、日常。

 

気をつけて、帰ってくださいね。

「はい!」

みんなが、今日の1日を振り返り。

「今日も、楽しかったなあ」と。

・・・学校って楽しいなあ、と、リフレイン。

起立!

「はい!」

先生、さようなら!

皆さん、さようなら!

 

・・・さあ。

ベテランは、ここから、仕掛けます!

おみくじじゃんけん、

じゃんけん。

ポン!

響き渡る、子供達の歓声。

「やった!」

「ひやー!」

 

・・・先生、さようなら!

 

校長、巻き込まれます。

 

「校長先生、じゃんけん!」

「ポン!」

みんな、みんな、楽しかった、明道小を振り返りつつ。

帰路に着きます。

校長先生、さようなら!

今日も、学校、楽しかったです。

よかったね。

明日も、君が、笑顔で登校できますように!

明日の、給食も美味しいからね!

 

子どもたち。学校を背負って、帰ります。

あとは、頼みますよ。

お母さん。お父さん。

 

そして・・・。

学級には、子どもたちの

素晴らしい、足跡

が。

 

by 校長