姫城ブロックの先生が本気で挑む「わさび」授業
姫城中校区の先生方は、仲良しです。
姫城中、南小、明道小の全先生方が、明道小に集まって、勉強会を行ったのです。
まずは、猛暑の中、体育館で、県教委の先生のお話の講話です。
講演の内容は、コンプライアンスです。
交通事故、違反、体罰、パワハラ、セクハラ防止について、みっちり1時間、お勉強でした。
先生方、子どもたち、保護者様の信頼を大切に。
気を引き締めていきましょう!
さて。
次のコマは、
先生が本気で挑む、「わさび授業」への挑戦!
何度もお知らせしています通り。
市教委は、都城市内の学校に、「子どもが主役」の授業の実現を求めています。
そのためには、
「わ:先生が脇役になる」
「さ:先を読みながら授業を行う」
「び:子供の微細な変化に気づく」授業
を行うことが必要だと言われます。
では、どうすれば、小中学校で、「わさび」の授業が実現できるのか。
それを、求める「協議会」が行われました。
先生方、本気モードで協議中です。
ところで。
この、協議には、
現代風の工夫が
取り入れられました。
まず、先生方は。
「わ」「さ」「び」それぞれの授業づくりのポイントを、
カードに手書きで書き出します。
わ:は、黄色枠コーナーに置かれます。
さ:は、緑色枠コーナーに置かれます。
び:は、赤色枠コーナーに置かれます。
まずは、「わ」のカードを先生方にランダムに配ります。
先生方は、順番にカード内容を発表します。
「あ、それ、わたしが書いたカードです」
そのカードの執筆者が、その真意を詳しく説明します。
これは、KJ法という協議手法です。
強制的に発言の機会が回ってきますので、
全員真剣モードで協議が進むのです。
今回の大きな工夫点は。
協議内容を、リアルタイムに、ジャムボードに書き込み、
デジタル画面で意見を整理することでした。
発言が、その場で、pcにま打ち込まれます。
わ、さ、び、毎に、色分けされたカードにまとめられます。
さすが、ICT先進校の姫城ブロックの先生方。
インプットも手慣れたものです。
先生方の視点は、お互いを見合ったり、PCモニターに行ったり。
とても張り詰めた、真剣な意見交換が行われました。
それぞれの机には、グループ分けされた、小中の先生方が入り混じって座っています。
つまり、小中の先生方が、真剣に「わさび授業」の実現に向けて協議したのです。
「小学校ならでは」のカードもあれば、
「中学校ならでは」のカードもありました。
その度、先生方は、
「へえ、なるほど」「そうですね」など、相槌をうって、
お互いの意見を認め合いました。
ほぼ、カードの全ての発表が終わりました。
様々なカードが出されました。
主なカードはデジタル化されました。
意見は、色分けされ、分類されました。
短時間で、実に効率的な協議が行われました。
題して、「みんなで作る姫城スタンダード」
いいですね。みんなで考えたスタンダード。
こんなに素敵なカードになりました。
みんなの力が一つにまとまった瞬間です。
教室に、とても穏やかで、知的な風が流れています。
多くの先生方は、
このジャムボードでの協働作業が効果的である
と指摘しました。
わさび授業に向けて、今後の方向性がまとまりました。
素晴らしい!
どうぞ、先生方。
今日の協議結果をもとに。
2学期からの授業を変えていってください。
時代が求める令和の日本型教育。
主体的、対話的で、深い学びの実現。
そのためには、子どもが主役となる授業を実現すること。
わ:先生が脇役に徹すること。
さ:先を読みながら授業展開すること。
び:微細な変化に気づくこと。
暑い夏休み。
熱い協議により、
生み出された、
わさび授業、具現化のポイント。
先生方。
本当に、お疲れ様でした。
さあ。
姫城ブロック。
わさび授業に向けて、GO!٩( ᐛ )و
by 校長