日誌

雨に咲く明道館学生三章の心

最近は、想定外の雨が突然降り出すことがあります。

こんな時、校長は、「近所の窓を閉めましょう」と、放送します。

窓際の子ども達の教科書などが濡れると大変だからです。

 

ところが・・・。

校長の放送より、素早く動く子どももいるのです。

市役所前の国旗掲揚台

2名の子どもの姿あり。

小雨に濡れて何をするものぞ?

掲揚ロープを手繰り寄せ。降りてくのは。

国旗。そして。

市旗、校旗

二人は、雨が降り出すや否や

大切は、旗をしまいに、

掲揚台に駆け付けた運営委員さんでした。

雨が強くなり。

走り出す2名の子ども。

二人の胸に抱かれし思いは。

人倫・礼儀・躬行

228年前の坂元学頭の教え

明道館学制三章の心。

ここに、実れり。

 

by 校長