日誌

今風の実験風景

コロナ禍により、グループ活動を伴う学習活動が停止しています。

では、理科はどうなっているのでしょうか?

実験は、グループで行うのが、常識の学習ですよね。

さて・・・。

ん?理科の授業。みんな集中して、何の「ビデオ」を見ていますか?



ん?ビデオじゃないね。これ、「OHC(実物投影カメラ)」の画像だね!



なるほど、代表実験を写しているのですね。

本当だったら、各グループで、ワイワイ言いながら、見守る、蒸発の実験ですね。

密にならないよう、グループを避けて、先生の代表実験を見せているのですね。



みんな、シーンと画面に、集中。



巨大な画面のリアルな実験の様子を、じーっと見つめます。



とてつもない、集中です。シーンとしています。



先生:「そろそろだよ。」子ども:「えー!」さらに、集中、集中。



子ども:「出たー、出ました!!!」(ザワザワ)

校長:「何だ、何だ、何が出た??」

子ども:校長先生、ほら、あの、白いモヤッとしたやつですよ。



ふむ、確かに、変化が始まった。

皆、ワクワク、ドキドキ、変化を見守ります。



さあ、きたー!本当に来ましたよ!一気に来ました。



どんどん変化する水面。結晶化が一気に進みます。



すごいね、水溶液の結晶化。



これは、結晶から見ると、塩ですな。



お、各自の机の上には「ミョウバン」が置いてありました。



グループを避けて、「先生の代表実験」を「上映」したり、

逆に、「一人一人に」ミョウバンを「配ったり」。


コロナ禍の授業、本当に、お疲れ様です。

でも、子どもたち、「感動の学び」をしていましたよ。

早く、当たり前のことが、当たり前にできる日が戻ってきますように!

by 校長