みやだいず物語2「そして、大団円」
ケンコー食品さん達が、普及に努める、都城固有種の、栄養価の高い、
みやだいず。
特に、食育先生は、「みやだいず手作り味噌」キットに目を付けました。
食育先生が7月に自ら体験して気付いた、その味噌作りの楽しさ。
そして、食育先生は体験して気付いたのです。
そこには、「味噌づくりへの学び」がある!
・・・ということで。
大金を投入して、明道小学校、
8月に「親子みやだいず手作り味噌づくり教室」が開催されました。
みんな、とっても楽しみに、家庭科室に集まりました。
手作り味噌って、どうやって作るのかしら・・・。
サポーターとして、北諸中の栄養教諭・学校栄養職員がボランティア参加です。
さあ、ケンコー食品、吉田社長の「みやだいず」講話。
みやだいずは、栄養価が高く、とても貴重な、都城の固有大豆です。
ぜひ、将来の食糧難に備える意味からも、普及推進させたいのです。
お話を聞いた後は、手作り味噌作りについて、キットの説明書を元に、お勉強です。
皆さん、真剣にお話を聞いていました。
こうやって、おみそができるのね・・・。
さあ、いよいよ、実習開始です!
ワクワク!!
必要なものは、全て、手作りキットに入っています。
麹に塩を入れて。
よく揉んで混ぜて。
いよいよ、みやだいずを投入!
麹とみやだいずを混ぜるのは、ハンドミキサーを使います。
ひやー!すごい!
こんなやって、味噌の素が出てくるのです!
みんな、大騒動で、ワイワイガヤガヤ!
楽しそうです!
美味しそうですね。
ほら、味噌の種が出来上がりました。
こんな感じ。
完成!味噌の種。
苦労したましたが、楽しかったね。
懸命に、みやだいずを混ぜ、美味しいお味噌の種が出来上がりました。
さて、その後。
都城の食材を使って。
美味しいお味噌汁作り料理教室が行われました。
親子で楽しくお味噌汁作り。
子供も大活躍!
お腹が空いてきましたね。
とっても楽しい親子のふれあいの時間が過ごせました。
間もなく完成!みやだいず味噌の美味しい味噌汁。
ところが・・・。
その頃、玄関に、怪しい人影が・・・。
なんと、サプライズの、「ぼんちくん」来校!
玄関先は大騒動に!
ぼんちくんの左耳を触ると幸せが来るんですよね?
なぜか、2年担任先生。ぼんちくんに固執中。
そんなこととはつゆ知らず・・・。
何も知らずに進められる、おにぎり・味噌汁作り。
さあ、いよいよ、完成!みやだいずお味噌汁。
美味しそうだね!
やった!完成!
さあ、皆さん。いただきましょう!
さあ、食べよう・・・。
と。その時。
ぼんちくん、乱入!
会場、騒然!
・・・まあ、ともかく。温かいうちに。
さあ、いただきましょう!
美味しいです!
学校運営協議会の委員さんも、美味しいです!
ぼんちくん、お食事中のテーブルをあいさつ回りです。
各テーブル、大騒ぎ!
そして。
ぼんちくん、次のお仕事に向けて、出発!
ありがとう!ぼんちくん!さようなら!
手作りみやだいずお味噌作り体験
みやだいずお味噌を使った、お味噌汁作り体験
そして、ぼんちくんと記念写真。
みんな、とっても、いい思い出が、できました!
吉田社長から、今後も、ぜひ、都城の宝、みやだいずを大切にしてくださいね、とご挨拶をいただきました。
みんな、みんな、幸せそうでした。^_^
ところで。
この中に、ある親子さんがおられました。
この親子さんは、人一倍、味噌作りに熱心に取り組みました。
実は、この時、「自由研究は、手作り味噌の観察」とすることを決心しておられたのです。
人一倍、愛情を込めて、この親子さんは、みやだいず味噌を完成させました。
・・・。
長い時間が経ちました。
手作りみやだいず味噌は、各家庭で、発酵が進み。
日々、変化が生じて行きました。
そして、徐々に徐々に、美味しいお味噌になって行きました。
・・・(中略)・・・。
その明道っ子は、その過程を、緻密なレポートにまとめて行きました。
毎日、毎日のお味噌の変化を、写真と文章で記録しました。
その内容は、お味噌へのたっぷりの愛情が込められた、素晴らしいものでした。
素晴らしい、お味噌の発酵観察記録でした。
・・・(中略)・・・・
そのレポートは、吉田社長の元に届けられました。
吉田社長は、この明道っ子の、地道な、頑張りに、感動し、涙を一粒こぼされたとのことです。
それくらい、このレポートには、お味噌への真心がこもっていました。
そして、さらに、長い時間が流れました。
ある日。
食育先生が、慌てて、校長室に飛び込んできました。
「校長先生!あの自由研究・・・。」
サイエンスコンクール、見事、金賞を受賞しました。
すでに、この明道っ子が「みやだいず」と出会って、2か月という長い時間が過ぎての栄誉でした。
※ 受賞者のお顔出しについては、保護者様のご許可をいただいています。
ある、夏の日に、親子で、ふれあい、楽しい時間を共有し、そして、「みやだいず」という貴重な食材の意味を知り、その素材を自由研究のテーマにした、親子様の、長大な、偉大な、物語でした。
そして、このご家族の中には。
都城市小中学校プレゼンコンテストで、みやだいずをテーマに「最優秀賞」を受賞した、明道っ子の、妹さんとお母様のお姿があったのです。
そして、長い時間が過ぎて、この明道っ子のお姉さんは。
5か月後。ケンコー食品で吉田社長に、みやだいずの素晴らしさについて。
インタビューをしていました。
その1か月後。
6年担任のガッツポーズが、ウェルネス交流プラザに輝くことになります。
実に。
吉田社長とみやだいず味噌キット。
味噌作り教室(先生編)から。
実に。長い長い時間をかけた。
みやだいずにまつわる。
長い長い。物語。
・・・ここに完結也。
みや「だいず」、「だいず」き!
ママ!自然の愛情を感じる。美味しい!
by 校長