木陰と小さな素敵なお別れ
緑の日です。
学校にも木樹が多く植栽されています。
高木のおかげで、運動場に多くの影が生まれます。
運動場の設計って、よく考えられていると思います。
多くの遊具が、影に守られる場所に設置されているからです。
さて。昼休み。
気温、23度。
みんなの遊びを見ていると。
多くの子どもたちが、ある環境の中に入っています。
先生も。
並行棒でたたずむ、この子達も。
会話が弾むこの子達も。
先生と遊ぶこの子たちも。
シロツメクサを摘んでいるこの子達も。
みんな、自然とその中に。
木々が生み出す。
天然のクーラー。
影
自然の恵みって、ありがたいものです。
校長先生!
「なんですか?」
ちょうちょさん捕まえました。
今から逃してあげます。
そうだね。チョウチョウさんの家族が喜びますね。
ほら、出ておいで。
ほら、お家にお帰り。
周りで、お友達も見守っていました。
元気でね!
みんな、気をつけて。チョウチョさんを踏まないでね。
バイバイ、チョウチョさん、遊んでくれてありがとう。
その子は、仲良しになったチョウチョさんと別れ難いようで、
何回も振り返っていました。
チョウチョさん。
しばらくたたずみ、
やっぱり木陰に向かって飛んで行きました。
チョウチョさんも、暑いの苦手なようです。
木陰と小さな素敵なお別れ
というお話でした。
by 校長