日誌

ベテランの、味のある「子どもが主役」の授業

ベテラン先生

長年の歴史で培ってきた教育技術をお持ちです。

・・・。

久しぶりに見た、ベテランの小技

 

漢字の習得の時間でした。

ベテラン先生、板書がきれいです。

売買・・・「バイバイと読みますよ」

・・・ていねいに、読みづらい漢字・読み間違いの多い漢字を押さえて。

さあ。

始めるよ・・・。フフフフフ・・・

うわっ!

懐かしい・・・。

昔のベテラン先生、みんな、よくやってたなあ。

この方法。

ふりがなを。

読ませながら。

消していくんですよ。

いやあ、何十年振りだろう。

この学習指導法の現場を見るのは!

私も、よくやっていたなあ・・・。

子どもたち、必死に、唱えながら、覚えるのです。

あーあ。全部消えちゃった!

 

さあ。次に来るのは・・・。

そう、いつもの、ワンマンショー!

希望者、元気よく手を上げます。

「はーい!先生、当てて!!」

本日のスター誕生の瞬間。

はい。

先生から渡される、魔法のスティック

はい、どうぞ。

 

・・・ここで、先生の立ち位置が変わります。

 

子どもが主役。先生がわき役になる、瞬間。

スターが、読み、全員が復唱する。

「後ろの人」・・・「うしろのひと」。

「午後」・・・「ごご」。

全員が、魔法のスティックに吸い込まれます。

全員が、大きな声出しで、授業に主体的に参加しています。

スターが、エピローグにたどり着くと。

割れんばかりの盛大な拍手の贈り物。

次の友達の指名は、このリトルティーチャーが行います。

「はい!」「はい!」「当てて!」

みんな、自信があるんだね。すごいよ。

次のスターに、指名が飛びました。

魔法のスティックが渡されます。

頼んだわよ。「うん!」

ニュースター、登壇。

繰り返される、子どもが主役の漢字学習

脇で見守る、ベテラン教師。

みんな、それは、それは、大きな声で、漢字を「叫んで」いました。

盛り上がるんですよね。

お友達の授業。

「売買」・・・「バイバイ~!」

※ ん?さよならのバイバイでは、ないぞ・・・(^_^;)

「親友」・・・「しんゆう!」

そして。

スターに贈られる、拍手喝采!

昔気質の。

ベテランの授業。

ベテランが引き継いできた、味のある、子どもが主役の授業

 

本当に、久しぶりに、「黒板消去法

見させていただきました。

 

今日、昔の授業を夢に見そうだなあ・・・。(^o^)

 

by 校長