校長先生は東大に行けたのか??
視写力という言葉があります。
文をそのまま書き写す能力のことです。
明道っ子は、視写力を鍛えるために、月に1回ほど。
「スピード視写」という朝自習を行っています。
6年教室。
シーン!
カリカリと、鉛筆の音だけが響く教室。
モクモクと書き写すだけの学習。
集中力が磨かれます。
ていねいに、速く書く力が育ちます。
みんな、一生懸命に取り組みます。
見ていて、とても、気持ちの良い、子ども達の集中です。
視写力が上がると。
文節のまとまりや。
言葉のまとまりや。
意味のまとまりをとらえる力などが。
育つと言われています。
6年生のスピード視写。
子ども達の集中力は、このような場で。
育っていっているのですね。
2年生。
同じく、教室がシーン!
6年生に負けず、すごい集中でした。
カリカリ響く鉛筆の音。
5分間という持ち時間なのですが。
5分間、ただただ、書き写す経験は、視写学習を設定しないと。
あり得ないですよね。
私の受験期に、
東大に行く受験生の多くが。
朝日新聞の「天声人語」というコラムを。
毎日視写するという話を聞いて。
校長も、天声人語を毎日、視写しましたっけ・・・。
心がとても落ち着いたし、内容を速く、読み解く力がついたと。
懐かしく、「ん十年」前を思い出します。
さて、5分近くになると、視写終了の子どもさんが出ます。
すると、その子は、「はい!」と手を上げます。
先生がおっしゃいます。
「4分15秒、メモして!」
その子は、嬉しそうに、時間をメモします。
5分になったら、タイムアウト!
「やめ!そこまで」と先生が告げると。
「えー、もう少しだったのに!」と。
悲鳴があがります。
あー疲れた。
子ども達の正直な感想。
でも、「やった!縮みました!」
毎回、少しずつ、秒数を縮めていることが、子ども達の喜びなのです。
え?校長?
受験勉強で、視写をして、
東大に行ったですか?って?・・・
・・・残念ながら、東大には行けませんでした。(T_T)
でも、視写で、文章を速く書く力を、とても伸ばしたのは、事実です。
ですから、
このHPを、
「毎日」書けている・・・のですよ。
こほん。(^^)/
by 校長