日誌

畑で作物を育てるということ

2年担任先生。

 

ご実家が農業を営まれ、農業体験が豊富な「農業の神様」みたいな方です。

 

その「農業の神様先生」。

2年生と畑作りを始めました。

 

草抜きが終わったところです。

みんなよくがんばったね。

おかげで、たくさんあった草はすっかり無くなったよ。

ここからは、子どもは危険ですので、先生一人のお仕事です。

耕運機で畑を耕します。

 

さて。別日。先生の作業は続きます。

今日は、肥料まきと、マルチ張りの日。

子どもたちのためなら、エンヤコラ!」

先生、一人で孤軍奮闘。

先生、無理しないでくださいよ。

なんてこたあ、ありませんよ。

これくらい。

マルチもきれいに貼られて、立派な畑ができあがっていきました。

 

さあ。満を持して。

芋植えだ~!

2年生。興味津々!

説明に聞き入ります。

先生のお知り合いが提供してくださった、立派な苗もたくさんです!

こうやって。竹串にさして、深く埋めて、竹を抜いて、トントン。だよ。

いいね?

「はーい!」

竹をさして。

竹を抜いたら。

優しくトントンだよ。

先生の説明がお上手でしたので、みんなスイスイ作業が進みます。

竹をさして。

抜いたら。

優しくトントン!

作業は上手に進みました。

みんな、慣れてきたね。

優しくトントン!

先生、お芋植えって、楽しいね。

そうだろ!

農業は、楽しいよ。

大きなお芋さんに育ってね!

優しくトントン!

その隣のブロックには、

野菜育て名人の教頭先生が植えられた

野菜がすくすくと育っています。

二人の女子が、畑を見つめて、

何やらお話していますよ。

あれ、ピーマンだよ。

私、ピーマン大好き!

私もよ!

教頭先生、向こうのは何ですか?

「キュウリです!」

ま!キュウリだって!

私、キュウリ、そのまんま、がぶってかじるのが好きよ。

私もよ!私もがぶって、大好き!

 

・・・まあ。子どもたちの会話って楽しいですね。

 

お芋植えも、もうすぐ終了。

「農業の神様」先生、

準備から、芋植えまで

お疲れ様でした。

 

作業が終わった子どもたちを、

藤棚がやさしく、包み込みます。

畑で、作物を育てるってコト。

ただ、植えただけでは、命は育たないコト。

それを行うまでの大変な準備が必要なコト。

そして、実った時の喜びはひとしおであるコト。

 

これから「農業の神様先生」の御指導の中で、

学んでいってほしいと、願います。

 

今朝、全てを終えて、初めての朝を迎えた畑。

朝日の中で、キラキラと輝いていました。

 

by 校長