日誌

ワメ枯れちゃった

毎日、欠かさず、この子たち、ワメを観察してくれました。

今日も・・・。

校長先生、ワメ、一つだけになっちゃった。

そうだね、もう、春だものね。

さあ、桜を見てごらん。

つぼみが膨らんできているはずだよ。

みんなで、桜の木の下に。

あーほんとだ!つぼみが膨らんでるよ。

あのね、卒業式の日に咲くらしいよ。

桜が咲いたら、6年生とお別れだね。

さびしいなあ・・・。

お、梅、枯れてる・・・。

おもしろいもので、みんな、一輪の残り花に気づきます。

校長先生!一つ、咲いてる!!

そうなんだよ。

根性ワメ」と名付けようかな?

何人も根性ワメに気づきます。

枯れたワメに咲く、花一輪。

根性ワメ!

さて。

その騒ぎをよそに、

5年生、たんたんと、

ボランティア活動を始めました。

ワメの花枯れが、散っています。

丁寧に、その花びら枯れを集めます。

すると、お天道様から、ご褒が与えられました。

ボランティアの子どもたちに、温かな日差しが降り注ぎます。

そうなのです。

このボランティア交代の時期に、

太陽高度が高くなり、

正門ボランティアの子どもたちを

温かく励ましてくれるのです。

美しき、日差し。

そして。

桜のつぼみの向こうには。

朝の残り月、

残月(ざんげつ)が。

おだやかに、ボランティアを見つめていました。

 

とさ。

 

by 校長