「あゆみ」配付の型「百景」
今も昔も変わらず、終業の日に大きな存在感を示す、
「あゆみ」
子どもたちには、みんなが頑張った「表彰状」だよ、と伝えています。
保護者の皆様には、ぜひ、子どもさんの頑張りを褒めてあげてください、とお願いしてます。
「あゆみ」
その配付形態は、学級毎に、少しずつ、異なります。
3年生。
一人ずつ、担任先生から「頑張ったね」と声がかけられ、
みんなの拍手の中、あゆみをいただきます。
まだ、開けないよ・・・。
みんな、一斉に開封の儀式が訪れます。
・・・では、あゆみを開きましょう。
みんなが、がんばった結果が書いてありますよ。
校長、ここで3年生に声かけ。
「あのね。先生は遅くまで学校に残って」
「心を込めて、あゆみを書いてくださいましたよ。」
3年生・・・。
「ありがとうございます。」とみんなで言ってくれました。
なんて、素直な子供達でしょう!
みんな、楽しみに、あゆみに目を通しました。
へーこんなこともあったなあ。
先生、よく見てくれるなあ。
みんな、微動だにせず、読み込んでいます。
あゆみを、食い入るように見つめる子。
1学期を振り返っているのですね。
先生、ありがとう、たくさん褒めてくれて。
そんな、子どもたちの心が伝わってきます。
3年生。
名付けて「じっくり読み込み型」。
しかし。
高学年になってくると。
随分、ムードが変化します。
5年生。
「よく頑張りました」
ありがとうございます。
さて。
この風景までは、3年生と同じ。
違いは、ここから始まります。
「おー、二重丸がいっぱいよ」
「えー、3個しかないぞ」
「君は、どうだった?」
「うん、3がいっぱいだよ」
「えー、あんまり3がないよ」
ワイワイガヤガヤ・・・・。
5年生、なんともフランクな会話が飛び交います。
昔の子供って、あゆみ、
隠すように見て、お友達には、見せなかったように記憶しているのですが・・・(^^;;
これが、今の子どもたちの「時代の反映?」
みんなで、包み隠さず、シェアしてました。
名付けて「みんな仲良くシェア型」٩( ᐛ )و
6年生。
ここまでは、5年生と同じです。
みんな仲良く、お友達とシェア。
しかし。
中学進学を控える6年生には、また、一味違う時間が組まれていました。
6年生には、一人ずつ、呼び出しがかかります。
担任曰く。
「ここ、すごく頑張ったね。すごいと思います。」
「さらに、ここをもっと頑張れば、君は伸びるぞ。」
「ありがとうございます。」
という、個別指導が行われるのです。
なるほど・・・6年生。
名付けて「カウンセリング型」。
「あゆみ」配付の型「百景」と言うお話でした。
\(^o^)/
by 校長