日誌

~LAST MESSAGE~The Last Day Of 「2nd semester」No.2

能登半島地震の、死者報告増加中。特に、これまでの地震被害との相違は、半島という地形により、支援の手が入らない地区が多数あるということです。ライフライン壊滅、テレビ、携帯の情報も入らない地区が多数あると聞き、心痛めます。皆様のより早い平安を、心よりお祈りいたします。

 

The Last Day Of 「2nd semester」No.2

~LAST MESSAGE~

2学期最後の日、№2

〜ラストメッセージ〜

 

終業式は放送で行いました。

6年代表、明道っ子。緊張の中。

明道館学制三章朗誦!

人倫!礼儀!躬行!

229年来引き継がれる、坂元学頭(当時の校長)の教え!

 

その様子を見守る、次の発表者。

2年生の明道っ子女子さんです。

緊張の中、作文朗読・・・。 

心がこもった、感動が聞き手に伝わる、すばらしい、発表でした。

 

さて。

校歌斉唱。

1年生、元気よく、歌えました。ところが・・・。

2年生。

元気がありません・・・。

どうした?いつもは、元気な2年生・・・

校長は、黒板を見て、その意味が分かりました。

黒板には、代表発表者の

転校生へ「さようなら」の文字が・・・。

なんと、発表者の代表女子さん。

今日で、明道小とお別れだったのです。

だから、あんなに、心を込めて、作文を読んでくれたのですね。

・・・作文発表を聞いた、2年生のお友達・・・、涙を流してくれたそうです。

 

さあ。

お別れ間際の2年生教室。

代表女子さんを、友だちが囲みます。

校長先生、こんなにいっぱい、プレゼントをもらいました。

校長先生、さびしくなります。

転校やめさせてください。

・・・それは、むりだから。

次の学校でがんばるように、応援しようね!

さようなら・・・。

大好きなお友達・・・。

 

さて。

転校という経験は、多くの子ども達が、経験しない経験です。

特に、明道っ子は、転校がとても少ない学校です。

仲良しの友だちたちは、お別れが、とてもショックなようです。

 

さて、このお子さんは、どんな思いで今日、明道を旅立つのでしょうか。

ここで、転校生の代表作文をご紹介します。

 

明道小学校での思い出 明道小 2年。

 私の明道小学校での思い出は3つあります。

 さいしょは、うんどうかいのリレーです。れんしゅうの時も、本番もかつことはできなかったけど、みんなでバトンをつないであきらめずにがんばることができました。友だちが「がんばれ!」と応援してくれたことも、うれしかったです。

 つぎに、2年生で行ったえん足です。木ざい利用センターで、わりばしとペンダントを作りました。自分でもこんなにステキな作ひんができるんだなと、うれしくなりました。

 公園で友だちとあそんだり、いっしょにおべんとうを食べたこともよい思い出です。

 さいごに、クラスレクリエーションです。おうちの方々がけい画してくれて、親子ゲームとおいもパーティがありました。休みの日に友だちと会えて、体いくかんでゲームができて、楽しかったです。あそんでいたら、おいしいいも天うどんがまっていました。わたしは、じつは、いもがにがてだけど、みんなで育てたおいもは、とてもおいしかったです。友だちとわいわい食べて、とてもおいしかったです。

 わたしのまわりには、いつもたくさんの友だちがいてくれました。だから、学校に行くのが毎日、楽しみでした。

 今日で明道小学校とおわかれするのは、とてもさびしいです。友だちがわたしにやさしくしてくれたように、つぎの学校で、わたしも友だちにやさしくしたいと思います。

そして、大好きな明道小学校で教わったことを、わすれずにがんばっていきたいです!

 

代表2年生女子さん、友だちからとても好かれる君なら、きっと、大丈夫。

また、新しい出会いがあります。

そして、作文のとおり、新しい友達に優しく接してあげてください。

あなたの、これからの、幸せな人生を祈っています。

 

by 校長