明道小の朝の温かな小話
児童の登校を見守る、マリーゴールド。
秋が近づいているのに、きれいに黄色に輝いています。
このマリーゴールドは、
ご近所の保護者の方が
ボランティアで
育てておられるものです。
登校に疲れて学校に到着した子どもたちを。
毎日、毎日。
マリーゴールドは温かく迎えてくれます。
子ども達は、毎日、すれ違う時に。
必ず、マリーゴールドに目を落とします。
きれいだな・・・。
ほっとするな・・・。
そんな声が聞こえてきそう。
このマリーゴールドの花壇は、
昨年度まで草が生えているだけで。
単なる寂しい歩道でした。
でも、今は、全ての子どもを
温かく迎えるお花畑になっているのです。
がんばってくれた、学校のマリーゴールドが枯れてしまっているだけに。
子ども達にとって、とっても嬉しいプレゼントなのです。
時に子どもたちは、マリーゴールドとお話をします。
「マリーゴールドさん。いつもありがとう。
今日の給食は、校長先生が大好きなポークビーンズなんだって!」
等々・・・。(*_*;
ある男の子登校。
「校長先生、鉢植えのお花枯れちゃいましたね。」
「そうだね。長く頑張ってくれたけどね。」
男の子。マリーゴールド花畑に近づきます。
すごく元気だよね。花畑のマリーゴールド。
きれいですね。
あなたのお母さんに。
「ありがとうございます。」
「子ども達が喜んでいます。」
と、伝えてくださいね。
・・・校長先生、この前、お母さんの苗植え、僕も手伝いました。
・・・そうだったの。ありがとうね。
・・・おかげで、素敵な花畑になりました。
遠くで、栽培委員会が、マリーゴールドにお水をやっていました。
長いホースを協力して、マリーゴールドのために。引っ張ります。
さて。
今朝も、マリーゴールドは、温かく子どもたちを迎えていました。
おはよう!
おはようございます!
校長先生、マリーゴールドが、きれいですね。
校長先生、お花がやわらかですよ。
優しい花ですね。
・・・そうですね。
そこで、ある子どもさんが、声を上げました。
あ!('◇')
校長先生!
何???何???
ダンゴムシです!
・・・(*_*;
一年生、ダンゴムシをそっと手に取ると。
校門に入りました。
どうするのかな?
「校長先生、えさが一杯のところに、逃がしますね。」
ダンゴムシ君は、ココスヤシの実の畑の中に、嬉しそうに入っていきました。
明道小の朝の温かな小話。
というお話でした。
('◇')ゞ
by 校長