校長先生、お友達、すごいんですよ!(プログラム編)
昼休み。
お外は雨で、みんな静かに過ごしているか、見回りをしていると・・・。
「校長先生、見てください!」「お友達、すごいんですよ!」
3名の女子からお誘いを受けました。
何でしょう??
「校長先生、このお友達(一番奥の女子さん)が作ったんですよ。」
見てみると、スクラッチという「プログラミングソフト」による作品でした。
しかし!!!
その出来は、校長の想像を、遙かに超えていました。
ケーキを作ります。
卵を割ります。
ぐるぐる混ぜると、黄身が全体に混ざります。
フライパンに流し込みます。
オーブンに入れます。
熱くなると色が変化します。
「ねえ、これ、完全オリジナル?」
「はい、全て、ゼロから作りました。」
「ひゃー。」
友達が、続けて発言します。
「校長先生、ここからがすごいんですよ!」
ケーキが焼き上がります。
イチゴやホイップやブルーベリーで飾り付けます。
これ、全て、手の操作に応じて、画面が反応するのです。
いちごさんの左隣に小さな「ブルーベリー」があるの、分かりますか?
いやあ・・・。
校長には、何をどうすれば、
こうなるのか、見当もつきません。
この女子、将来、プログラマー確実でしょう!
「すごいね。」
「はい、お兄ちゃんは、もっとすごいんですよ!」
・・・・(^_^;) どんだけ~!
友達は、続けます。
「校長先生、レストラン編も、もっと、すごいんですよ!」
「え?これ以上に?」
「はい。」
レストランに入るところから、物語は始まります。
かわいい店員さんがお出迎え。
店員さん、注文を聞いてきます。
このシーンだけでも、すごい!
これも、完全オリジナルです。
オムライスを選びました。
卵を割ります。
すごいでしょ!
混ぜます。
黄身が見えなくなりました。
グルグル。
あ、卵が消えた・・・。
「これ、バグなんですよ。今度、バグフィックスしなきゃ。」
※ 言葉も難解ですね。バグフィックス=バグ(エラー)を消す作業のこと。
あ、卵、出てきた。
卵はフライパンの上に。
箸でつまむと・・・。
あ。食べた・・・。(^_^;)
あ。食べてしまった・・・。
ひたすら、すごい・・・。
「校長先生、この友達、もっとすごいことしてるんですよ。」
「英語でアニメ、作っているのですよ。」
・・・校長、お口、あんぐり・・・(^o^)
作品は、こんなにありました。
さて、英語アニメ。始まり、始まり。
題して、「CAT ANIMATION」
猫さんが、英語で会話します。
お友達に近づきます。
LET ME FINISH(終わらせて)と、
猫さんはお願いしてきました。
これ生み出すためには。
それぞれのアイテムを作画して。
一つ一つの動きに指示を出して。
こんな、複雑なプログラムが必要になります。
一つ一つのプログラムを何層にも重ねてできる、
アニメーションでした。
友達は
「このお友達、台詞を一つ一つ、英語に翻訳して、大変だったんですよ!」
校長は、この女子さん、本当に、すごいと思いました。
将来のビッグプログラマーが生まれつつある瞬間だと感じました。
あなたの、未来に、心から、期待します。
そして、その友達の良さを、
「純真に、校長に伝えた」、
2名のお友達の女子さん。
あなたがたの、
その「心のきれいさ」、「友を敬い、尊ぶ」心。
それも、また、「すごい」「すばらしい」と思いました。
まとめます。
「校長先生、お友達、すごいんですよ!」が「すごいんですよ!」
by 校長