東風吹かば においおこせよ 梅の花
不思議の「梅の木」。
明道小の正門に大きくそびえます。

何が不思議か・・・。
この秘密を知る者は、学校に二人しかいません。
事務室のマドンナ先生と、校長です。
実は、校長が、10年前に教頭で本校に在籍していた時のこと。
この梅の木に、初めて、「実がたわわに実ったの」です。
すごい量の実でした。
それまで、この梅の木に実が実ったことはなかったので、皆んなとても驚きました。
・・・・その後、10年の歳月が流れました。
マドンナ先生曰く、「校長先生、あれ以来、実が実ったことはありません。」
そんな曰く付きの梅の木ですから、校長はとても大切にこの梅の木を見つめているのです。
正門に、大きくそびえる梅の木。

ほら、もうすぐ、梅の木さんが、花を咲かせるよ。

つぼみが今にも、開きそうだよ。

この梅の木はね、不思議な木なんだよ。

10年前に、実がたわわに実ったの。それ以来、この梅の木には、実が実っていないの。
このつぼみ、今にも、ポンって開きそうだね。

校長先生、今年、実が実りますか?

そうなったら、いいね。校長先生も楽しみです。

何とも不思議な、梅の木。

当然、校長の頭には、あの歌が響きます。
東風吹かば にほいおこせよ 梅の花
主なしとて 春な 忘れそ
菅原道真
春の風がね、吹いてきたさ。忘れずに、花を咲かせるんだよ。梅の木さん。
私がいなくても、春を忘れずに、毎年、春が来たら、花を咲かせるんだよ。
恋しい菅原道真が、京都から九州に島流しにあい、梅の木は、愛しさゆえに、空を飛び、1日にして、菅原道真が住む、太宰府天満宮に、飛んできたと言います。
その梅の木は、今も、太宰府を訪れる人々に、優しい香りを届けています。
その梅の木を、古の人々は、「飛梅」と名付け、大切に愛でてきました。
何とも、洒落た、お話でしょうか。
ところで、この明道小の不思議な梅の木の根っこにそびえる、立派な、石碑は・・・・。
「聖跡」です。

「聖跡」とは、昭和天皇がここにお立ちになられたという、記念碑です・・・・。
by 校長
明道小の正門に大きくそびえます。
何が不思議か・・・。
この秘密を知る者は、学校に二人しかいません。
事務室のマドンナ先生と、校長です。
実は、校長が、10年前に教頭で本校に在籍していた時のこと。
この梅の木に、初めて、「実がたわわに実ったの」です。
すごい量の実でした。
それまで、この梅の木に実が実ったことはなかったので、皆んなとても驚きました。
・・・・その後、10年の歳月が流れました。
マドンナ先生曰く、「校長先生、あれ以来、実が実ったことはありません。」
そんな曰く付きの梅の木ですから、校長はとても大切にこの梅の木を見つめているのです。
正門に、大きくそびえる梅の木。
ほら、もうすぐ、梅の木さんが、花を咲かせるよ。
つぼみが今にも、開きそうだよ。
この梅の木はね、不思議な木なんだよ。
10年前に、実がたわわに実ったの。それ以来、この梅の木には、実が実っていないの。
このつぼみ、今にも、ポンって開きそうだね。
校長先生、今年、実が実りますか?
そうなったら、いいね。校長先生も楽しみです。
何とも不思議な、梅の木。
当然、校長の頭には、あの歌が響きます。
東風吹かば にほいおこせよ 梅の花
主なしとて 春な 忘れそ
菅原道真
春の風がね、吹いてきたさ。忘れずに、花を咲かせるんだよ。梅の木さん。
私がいなくても、春を忘れずに、毎年、春が来たら、花を咲かせるんだよ。
恋しい菅原道真が、京都から九州に島流しにあい、梅の木は、愛しさゆえに、空を飛び、1日にして、菅原道真が住む、太宰府天満宮に、飛んできたと言います。
その梅の木は、今も、太宰府を訪れる人々に、優しい香りを届けています。
その梅の木を、古の人々は、「飛梅」と名付け、大切に愛でてきました。
何とも、洒落た、お話でしょうか。
ところで、この明道小の不思議な梅の木の根っこにそびえる、立派な、石碑は・・・・。
「聖跡」です。
「聖跡」とは、昭和天皇がここにお立ちになられたという、記念碑です・・・・。
by 校長