日誌

全員が同じ事を答える不思議

正門。

校長先生。

明道小に「卵が産み付けられています」

ありゃ、こりゃ、いかんね。

ここです。

校の左の点に白い卵が・・・。

どうしましょうか?

「かわいそうだから、ふ化するまでそっとしておいてください。」

 

おはよう!

校長先生、おはようございます。

「あのね、明道小の名前が大変なんですよ」

本当ですね。大変ですね。

どうしましょうか?この卵。

「ふ化するまでそっとしておいてあげてください。」

 

おはよう!

これ、これ。

おー卵ですね。

「どうしましょうか?」

「ふ化するまでそっとしておいてあげてください。」

おはよう!

ねえ、これ、大変ですよ。

どうしましたか?

おー卵ですね?

どうしますか、この卵。

「ふ化するまでそっとしておいてあげてください。」

 

おはよう!

どうしますか?この卵。

ふ化するまで、そっとしておいてあげてください。

ボランティアの二人。

ちょっと来てください。

はーい!

これこれ。

卵ですね。

なんの卵かなあ。

「どうしましょうか?」

「ふ化するまで、そっとしておいてあげてください。」

そんな二人を静かに見守る。

明道館学制三章。

 

248年前の教えにより。

全員が同じ事を答える不思議・・・。

「ふ化するまでそっとしておいてあげてください。」

君の正体は、誰も知らないけれど。

安心して育ってくださいな。

ふ化するまで、明道っ子が、君を見守るよ。

 

by 校長