日誌

150周年  アメリカに跳ぶ

150周年 イベントweek。

いよいよ国を超えました。

 

6月11日、明道小に素敵な贈り物が届きました。

それは、「60歳!アメリカで高校教師になる(文芸社)」という本でした。

 

由美子先生という執筆者と、すぐに連絡をとると・・・。

 

自分は明道小出身である。

50代後半でアメリカに留学し。

高校数学免許をとり。

それ以来、アメリカで教師を続けている。

とのことでした。

 

これは、面白い経験の持ち主だ、と感じ、

先生、150周年記念イベントを行っています。

ぜひ、オンラインで授業をして!と、お願いしました。

 

・・・・その後、幾度かの打合せの後。

 

今日がやってきました・・・と言う訳でした。

5・6年生は体育館で、他学年は教室で。

みな、わくわくでその時を待ちました。

由美子先生、登場!おはようございます!

まるで、そこにおられるかのような、近距離感。

 

10年前なら、不可能なことが、いとも簡単に実現するこの驚き。

子ども達は、由美子先生に、たくさんの質問を届けており、

由美子先生が、質問に答えていく形でお話が進みました。

 

どんな教室でお勉強していますか?

机が大きいですよ。

どんな勉強しますか?

自分の意見をきちんと言う勉強、聴く勉強をします。

・・・ナルホド。

子ども達も、お話に夢中でした。

給食はどんなものを食べますか?

好きな物を食べていいです。弁当を持ってくる子もいます。給食はとても簡単です。

日本のように、温かい、おいしい給食ではないです。

・・・ナルホド。

各学年、集中していました。

2年生。頷きながら聞いていました。

1年生、先生がアメリカにおられると理解できていたかな??

とっても姿勢良く聞いていました。

あやめさん、集中していましたよ。すごい!

けやきさん。

そうじはどうなっているのですか?

子どもはしません。大人の人がしてくれます。

え!いいなあ・・・。

でも、掃除の仕方を覚えないので、日本の方がいいと思います。

そうなんだ・・・。

みんな、みんな、集中していますね。感心!感心!

3年生。

アメリカの学校の特徴はなんですか?

お勉強は、好きな学年が選べます。どんどん勉強したい子は上の学年で。

下の学年でゆっくりお勉強したい子は下の学年で。

だれも気にする者はいません。自由に学ぶことができます。

・・・えー!!スゴイ!

ここで、4年生から質問が飛びました。

チョコレートを学校で食べていいと聞いたのですか?

みんな、「えー!!いいなあ!」

昔は良かった時代があったのですが、最近ではあまり見られなくなってきました。

でも、基本、何でも「自由」が基本です。

ふむふむ。

体育館では5・6年生の質問タイム。

アメリカの先生に質問って、勇気がいりますよね。

オンラインの他の教室から質問が出てきました。

由美子先生、お母さんがアメリカに行ったとき、みんな甘い物をたくさん食べると言ってました。本当ですか?

本当です。アメリカは本当に甘いものが人気があります。

ケーキも日本の3倍くらい大きいです。

こんなに、大きいです。

・・・エーッ!!

楽しい交流の時間は、すぐに過ぎていきました。

 

最後に、6年生女子が、感想を述べました。

好きな学年で好きにお勉強できる、

ということが、本当に驚きました。

すごいことだと思います。

ぜひ、日本もそうなってほしいと思います。

 

由美子先生、回答。

そうですね。

日本も、ぜひ、そうなってほしいから、

この本を書きました。

ぜひ、将来、この本を読んでみてください。

・・・大きな学びがあったようですね。

 

由美子先生は、最後にまとめられました。

夢に向かって努力して。

それは何歳でも良い。

夢はきっと、叶う!

 

150周年 イベント weekのラストイベント。

アメリカの先生のオンライン授業。

さすが、さすがの内容でした。

 

子ども達の「キャリア概念」に大きな刺激をあたえたことでしょう。

 

と、今、休み時間。

来客登場。

「校長先生!!」

4人の4年生来室。

「校長先生。由美子先生のご本、貸して下さい!」

ほらね。

・・・由美子先生。

もう、由美子先生の影響を受けた子達が生まれましたよ。

 

出会いを大切にすること。ご縁を大切にすること。

この子達は、それができている子たちですね。

 

素敵な夢を叶えなさいね・・・。by 由美子先生

「誰から読む?」「順番よ!」・・・争奪戦勃発中!(^^;)

 

・・・由美子先生のご本、本当に、読みやすく、しかし、ためになることがたくさん書かれています。

・・・学校教育、家庭教育双方に関係する内容です。お勧めです。(amazonにて購入可

・・・書名「60歳!アメリカで高校教師になる(文芸社)

 

由美子先生、いつか、日本にお帰りの歳は、ぜひ、明道小に遊びに来てくださいね。

 

by 校長