ありふれた日常「純真で真っ直ぐな愛しき明道っ子」
校長が、ここ2か月、心がけ続けたこと。
校門のココスヤシの実を子どもたちに踏ませないように、
登校前に、掃いておくこと。
実が潰れると滑りやすいし、匂いがキツく、見た目も、汚くなりますからね。
と、いうことで、貯めに貯めた、ココスヤシの実。
こうなりました。
実は無くなり、種の山になっています。
子どもたち、登校開始!
おはよう!
ココスヤシのタネだよ!
校長先生、植えたらこれが生えてくるんですか?
そうだよ。
もらっていいですか。
いいけど・・・。
ありがとうございます!
でもね。
本気で育ったら、こんなに大きなヤシが生えてくるよ。
夢は、庭に咲き誇るココスヤシか・・・。
やっぱ、男の子、ロマンだねえ・・・。
でも、お家の方、本気でこんな大きな、ココスヤシ育ったら、
お家の方、驚かれるだろうなあ・・・。
なんてこと、考えていたら。
女子グループ通過。
ココスヤシのタネだよ。
植えたら、こんな大きなヤシの木が育つよ。
女子は、現実的でした。
こんな大きいのお家じゃ、育てられません。
ふむふむ。そうだね・・・。
さて。
女子グループは、その後、6年生の挨拶ボランティアに迎え入れられました。
(何とか)町、3班、今日も頑張ります!
おはようございます!
6年:おはようございます。
・・・これが、明道小の、朝のありふれた風景。
そして、6年ボランティア、学校のあちこちを清掃始めます。
石ころの一粒も残しません。
実に丁寧な、掃き掃除です。
ん?そこへ、男の子、登場。
・・・あれ、もう、石ころ一粒もないけど・・・。
石ころ一粒もないのに、一生懸命、掃き掃除繰り返してます。
あれ?あれ?あれ?
近づいてみると。
なるほど、そういうことか!
男の子が、しゃかりきになって、掃き出そうとしていたもの。
確認。
明道の6年のボランティア清掃って。
こんなに、すごいのです!٩( ᐛ )و
しかし。
石は、はまり込んでおり、履き出せず・・・。
校長、一言、アドバイス。
「手で取ったら?」
男子。
「あ!」
ポイ!
この、
純真で、
真っ直ぐな、
愛しき、
明道っ子に、
拍手を!
by 校長