日誌

30分が3秒に時短された歴史的瞬間

能登半島地震、発生後、すでに6日が経ちましたが、未だ、その被害の全容も掴めず、行方不明者の捜索も困難を極めています。今夜から北陸地方には大雪の警報です。心より、被害に遭われた皆様に、より早い平安が訪れますことを心よりお祈り申し上げます。

 

終業式第3弾。

2年生に続き、「もう一つのLAST MESSAGE」は、6年生です。

驚いたのは、その原稿でした。

※ 「 」手元に注目!

 

原稿は、作文用紙ではなく。

クロームブックに入っていました。

 

なるほど・・・。

子どもたちが生きる時代は、

もうすっかり、

変化してしまったのですね。

 

ですから。

いつもは、子どもさんから原稿用紙を借りて、コピーするのですが。

今回は、携帯電話で、画面を写メしました。

え!(°_°)!

その時、驚くべきことが!!

 

携帯さん、この作文の、クロームブックの画面の写メから。

AIがテキストを読み取り

そして、瞬時に、メモにテキスト出力して、貼り付けしてくれたのです。

まあ。

これまでは、コピー原稿を打ち込み直して、テキスト化してきました。

通常なら、コピー→打ち込み で、30分ほどかかる作業でした。

しかし。今回は。

子どもさん→クロームブック上で原稿作成→推敲→画面を見ながら発表。

校長→クロームブック画面を写メ→AIがメモにテキスト化(3秒)

 

30分が、3秒に時短された「歴史的」瞬間でした。

(あくまでも、校長の歴史の中で・・・。٩( ᐛ )و)

 

・・・時代は、すでに、

未来へ、シフトしています。

 

ということで、校長がとても楽をさせていただいて。

6年生代表児童さんの素晴らしい「ラストメッセージ」を掲載です。

 

とても素敵な文面です。

どうぞ、お読みください。

 

【6年生代表児童 終業式 作文発表】

 

「あたりまえにいる友だち、あたりまえじゃない友だち」

 2学期は様々な行事がありました。団長をした運動会。仲間と作ったプレゼンコンテスト。

 また、授業でも調理実習やドッジボールなど、数えきれないくらいの思い出ができました。その中で一番の思い出は、やっぱり修学旅行です。

 これから「修学旅行」で特に楽しかったことベスト3を発表します。

 No.1は、「航空大学校」です。飛行機をしまっている格納庫の中に入って目の前で飛行機を見たり、シミュレーションをしたりしました。初めて目の前で見る飛行機は、迫力満点で、とても興奮しました。また、飛行機の飛ぶ仕組みや、操縦の難しさを知ることができました。また、働いている人の姿はとてもかっこよく見えました。


 No.2は、「フェニックス自然動物園」です。まず、活動班の友だちと、動物園を1周して、動物開にいる動物を全て見ました。チンパンジーのキンくんが雑巾がけを見せてくれました。さらに、インコに「おはよう」と言うと「おはよう」と返してくれました。そして、フリーパス券があったのでジェットコースターなどのアトラクションも乗り放題でした。フェニックス動物のアトラクションに乗るのは初めてだったのでとても楽しかったです。

 No.3は、「ホテル」です。青島グランドホテルに泊まりました。みんなと露天風呂ギュウギュウになって一緒に入りました。露天風呂に入ったり、水風呂にはいったりと1時間ちかく入りました。友達と入るお風呂はとっても楽しかったです。

 晩ごはんは、とても豪華で、エピフライやハンパーグなどがありました。そして、ホテルの女将さんが、シュークリームを特別にご馳走してくださいました。おいしさもですが、女将さんの、その心づかいがとっても嬉しかったです。部屋では、持ってきた人生ゲームをしたり、テレビを見たりしました。ぼくは、ずっと修学旅行が楽しみだったけど、実際に行ってみると、思ってた以上に楽しくて、とてもいい思い出ができました。

 

 この修学旅行を通して、ぼくにとって、「どこにいくか」より「誰といるか」が、大切なことだと気づきました。

 そして、6年間、この明道小学校で一緒に過ごした仲間が、自分にとってかけがえのない存在であることに気づきました。

 一緒に勉強したこと。

 一緒に給食を食べたこと。

 一緒に笑ったこと。

 学校に行けば、教室に行けば、いつもあたりまえのようにいた友だち。しかし、あと3か月すれば、達う学校に行く友だちもいます。もう、同じメンバーで、過ごすこともなくなります。

 あたりまえにいる友だち、もうすぐ、あたりまえじゃなくなる友だち・・・。

 修学旅行の思い出を胸に、卒業まで、この仲間と精一杯、思い出を作りたいです。

 

by 校長