日誌

自分の考え方を説明できるかな?

 3人が集まって、先生と一緒に考えています。何の授業か気になったので、黒板を見てみると「かけ算」の学習をしていました。子どもたちが考えていた問題は、「お菓子の箱が3箱あります。1つの箱には、お菓子が5個ずつ入っています。お菓子は全部で何個ありますか。」です。この学習で子どもたちに身に付けさせたい力は、なぜそのような式と答えになるかを説明する力です。子どもたちの手元には、お菓子の箱とお菓子の代わりにブロックが準備してありました。それを使って、自分の考えを説明していました。単に、式と答えが合えば良いのではなく、答えの導き方を説明する力は、子どもたちにとって間違いなく、これから先、必要になる力だと思います。教科を問わず、あらゆる場面において子どもたちに自分の考え方を説明させる経験を積ませてほしいものです。残りの時間、子どもたちは、タブレット端末に入っている「キュビナ」というソフトを使ってかけ算九九の習熟を図っていました。