日誌

地震を想定した避難訓練

 9月1日は防災の日でした。

 本校では、この時期にあわせて、毎年地震を想定した避難訓練を行っています。今回の避難訓練は、子どもたちが教室にいる時に地震が起こった場合の対応等を学ぶものでした。子どもたちが真剣に訓練に臨んでいたので、訓練の目的を十分達成できたと思います。

 これまでの地震を想定した避難訓練は、地震が起きたら机の下にもぐって、自分の頭や体を守り、余震が収まったら先生の指示で運動場に避難していました。しかし、今、子どもたちが生活している校舎は耐震化により、多少大きな地震が起こっても倒壊しないように造られています。このことから、本校では子どもたちを運動場に非難させず、教室に留めるようにしています。

 記憶に新しいところでは、夏休み期間中の8月8日に宮崎県で大きな地震がありました。地震は、いつ起こるか誰にも分かりません。そのため、日頃から地震が起きたら、どこに避難するかを考えておく必要があります。どこにいても大切なことは、壊れそうな建物や壁の近くから離れること、上から物が落ちてきそうな所に近づかないこと、自分の頭を守ることだと思います。

 御家庭でも、家に保護者不在で子どもだけがいる時に大きな地震が起こったら、どうするかについて話し合っておかれることをお勧めします。