日誌

各教室でSOSの出し方に関する動画を観ました!

 命は大切である。だから、自分の命は自分で守る。このことが頭の中では分かっていても、残念なことに毎年多くの人が追い込まれて、自分の命を自分の手で断っています。いわゆる「自殺」です。とても悲しいことです。自殺する理由は様々ですし、その人にとって本当に苦渋の決断だと思います。それでも、自殺を思いとどまってほしいと強く思います。自殺は、4月、5月、9月に多い傾向があります。そのような時期を踏まえて、本校では、今日、朝の時間を使って一斉に「SOSの出し方」に関する動画視聴を行いました。この動画をとおして、子どもたちは、誰にどのような方法でSOSを出せばよいかを確認できたと思います。学校が今、考えなければならないのは、SOSを出せない子どもをどうするかです。本校ではタブレット端末に入っている「かくれてしまえばいいのです」というソフトの活用を推進するとともに、月1回の「命を大切にする日」の中で、意図的・計画的に自他の命の大切さについて気付かせていきます。また、SOSの出し方についても繰り返し指導していくことにより、SOSを素直に発信できる子どもたちを育てていきたいと考えています。