日誌

授業は子どもたちが主役です!

 授業の主役は子どもたちです。子どもたちを授業の主役にするためには、子どもたちが考える時間、子どもたちが考えを伝える、あるいは伝え合う時間をしっかり確保する必要があります。と同時に、先生は意識して話す時間を減らしていかないといけません。今、学校を挙げて、先生が脇役に徹し、子どもたちが主役の授業づくりに取り組んでいます。今日の2時間目に3年生の算数の授業で、子どもが先生の代わりに計算の仕方を堂々と説明している場面を見かけました。これまでは先生が子どもたちに解き方や考え方を説明して、「分かりましたか。」と尋ねて、子どもたちが「分かりました。」と答えて終わっていたところがありました。これでは、子どもたちは分かったつもり、できるようなつもりになってしまいがちです。そのような状況に陥らないためにも、実際に計算式を使って子どもに説明させてみることはとても大切だと思います。併せて、子どもたち一人一人に緊張感や当事者意識をもたせるために、先生が指名して子どもに説明させるなど誰が前に出て説明するか分からないような状況をつくっていくことも時には必要かもしれません。