日誌

井ノ上桜

 先週の朝の活動の時間に、教室と校長室を結んでリモートによる全校集会を行いました。

 校長先生から、旧飼育小屋の横にある「平和の木 井ノ上桜」についてお話がありました。本校の先輩である井ノ上正盛さんはイラクの日本大使館で復興と平和に向けて働いていました。2003年11月29日に、銃弾に倒れ、尊い命を失ってしまいました。当時の本校卒業生が自分達の卒業に合わせ、井ノ上正盛さんのことを語り継ぐために、桜の木を植えてくれたそうです。

 井ノ上さんが小学校5年生の時に、アフリカで食料が足りず多くの人が苦しんだという報道番組を見たときに書いた作文を校長先生が読んでくれました。

 運動場にある「井ノ上桜」を見たら、世界の平和のために活動した先輩が自分たちの学校にいたことに誇りをもち、平和の大切さを感じ、自分達には何ができるのかを考えていけるといいですね。