日誌

先生もバージョンアップしないと・・・

 時計を見ると、午後3時55分。

 1年生の先生が足早にタブレット端末を持って第1音楽室に向かっていました。今日は、本校の指導教諭が主催する自主研修会(※会の名称は蛇足クラブZ)の日です。今回の自主研修会の内容が気になったので、一緒についていくと、タブレット端末に入っている「Figjam(フィグジャム)」というソフトを使って、何ができるかを部分的にやってみるというものでした。自主研修会なので、先生方はあまり参加していないだろうと思っていたら、何と、ほとんどの先生が参加しているではないですか。正直びっくりしました。

 今、本校では、子どもが主役の授業づくり(わさびの授業)に学校を挙げて取り組んでいます。そのような授業をサポートする上で有効だったこれまで使っていたソフトが、しばらくすると使えなくなります。そこで、指導教諭がそれに代わるソフト「Figjam(フィグジャム)」の研修会を開いたわけです。講師は、本校の情報教育担当でした。

 当然、授業で使う前に、先生が自ら体験し、このソフトで何ができるのか、どのような授業場面で使うと有効なのかを学んでおく必要があります。今回の自主研修会のねらいは、ここにあったわけです。多くの先生方が自分のスキルをバージョンアップしていかないといけないという思いや使命感から、進んで今回の自主研修会に参加したのだと思います。研修中、職員同士で分からないことを教え合う場面が観られ、とても嬉しく、ありがたく思いました。