祝吉っ子通信

タイサンボク

 祝吉小学校には様々な樹木・花木が植樹されていますが、その中のひとつに「タイサンボク」があります。漢字では「泰山木」あるいは「大山木」と書き、北米原産、モクレン科の常緑高木です。
 運動場放送塔のすぐ西側に1本、サクラとキンモクセイの間に立っていて、葉の長さは10~20㎝もあります。5月から6月にかけて次々と白い大輪の花を咲かせ、今がまさにその時期です。
 しかしながら、花は高い木の梢に上向きに咲くので、地面に立つ人の目の高さからは近寄って見ることが難しいのが実情です。ですから、2階のパソコン室や放送室から見るのがベストポジションと言えます。
 子どもたちにとっては見上げないと気付きにくく、素通りしがちな花木ですが、ぜひ立ち止まって、大きくて白い、美しい花を眺めてほしいものです。