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by校「魔の交差点の謎」047

事故等が不思議と多発する交差点が

魔の交差点

と名付けられることがあります。

 

祝吉小校区では、この交差点こそが「事故多発」交差点でした。

5月にも、子どもさんが巻き込まれる交通事故が発生しました。

そこで、祝吉っ子たちは、ハンドアップマイスター運動により。

交差点の手あげ運動が活性化し、自分の命を守る術を身につけてきました。

そして。

この「魔の交差点」には、3名のスクールガードの方が、毎朝、子どもたちの見守りをしていただいています。

 

およそ、本校の6割(500名)ほどの子どもたちが、この交差点を通り登校します。

本当に、ありがたい見守りです。

そして、スクールガードの皆様は、見守りだけでなく

毎朝、祝吉っ子に元気な挨拶をくださいます。

さらには、ハンドアップのご指導もしてくださいます。

祝吉っ子は毎朝、

スクールガードの皆様から、

元気をいただいて

登校してくるのです。

おかげで、祝吉っ子、安全に「魔の交差点」を渡り、登校できています。

 

ところで。

この「魔の交差点」の謎を解決しようとする方が現れました。

自治公民館長のスクールガード様です。

館長さんは、事故の原因を考えました。

館長さんは、赤信号のタイミングに注目されました。

この交差点は、特殊な五差路になっており、

横断歩道の間隔が、50mほどあります。

館長さんは、気付きました。

 

信号が黄色になり。

赤になる間隔は。

3秒。

その後。

自動車用信号が赤になり。

歩行者用信号が青になるのは。

わずか。

3秒後。

しかし!

時速40km=約秒速11mですから

 

50mの交差点を

時速40kmの自動車が

通り過ぎるためには。

最低5秒は必要

なのです。

 

ところが、信号の間隔は。

自動車用信号が赤になり、

その3秒後には、

歩行者用信号が青

なっていたのです。

 

「その間隔の短さが、事故の要因になっている」

そう考えた館長様は、都城警察に、相談されました。

そして。

その後、警察の信号の検証が行われ。

自動車用信号が赤になり。

歩行者用信号が青になる間隔が。

この度

5秒に延長されました。

٩( ᐛ )و

スクールガードの公民館長様。

毎朝、ここにお立ちになられ。

信号を見つめ続ければこそ。

気づく。

魔の交差点の謎

 

ここに解決です

 

スクールガードの皆様の

活動を

ここに記録・報告し

 

その御功績に

心より

感謝を捧げます

 

 

by 校長