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by校「自分の言葉でまとめること」017

5年生。

社会科学習。

めあてに向かって」子どもたちは、学習を進めます。

米は、どこで、盛んに作られているのだろう。

子どもたちは、地図帳、クロームブック、資料集をもとに、お勉強を進めました。

そろそろ、先生がまとめを書かれるかな・・・と思って見ていると。

じゃ、今から、

今日の学習について、

「自分の言葉でまとめよう」

この言葉は、なかなか、難しい問いかけです。

多くの学級では、

「先生がまとめるから、ノートに写しなさい」

と指示が出されます。

 

でも、この学級は、「自分でまとめなさい」と。

子供達に、主体的な学びを求めたのです。

・・・大丈夫かな・・・子供たち・・・まとめ、書けるかな・・・(^^;;

驚きました。٩( ᐛ )و

子どもたち、スラスラと、自分の言葉でまとめを書き始めるのです。

全員、言葉は違います。

でも、みんな、キーワードは同じ。

東北、寒いところ、北海道・・・。などなど。

鍛えられてますね。5年生。

誰一人、えんぴつが動かない子供がいない。

そして、誰一人、写真を嫌がる子供がいない。

みんな、字もノートも、とても丁寧です。

みんな、授業をきちんと理解しているんだね。

えらいね。みんな、自信に満ちてるよ。

先生がおっしゃいました。

「近所の人とまとめを見せ合って」

シーンとしていたクラスが、一気に、協働学習モードに変わります。

「東北だよね。寒いところだよね。」

方向性は同じでも、

少しずつ違う言葉が、

お友達の意見を聞いて、

さらに、一つにまとまって行こう

としています。

学級は、このように、お友達と学び合う場、協働学習の場があるからこそ、面白いのです。楽しいのです。役に立つのです。

さあ、コーディネーター役に徹する先生が、指示を出します。

「みんなのまとめを発表してください。」

たくさんの手が上がり。

指名された子供さんは、大きな声で。

「発表します!」みんなは、それに応えて「はい!」

そして、発表者に、注目!

友達を大切に思う、素敵なムードが学級を支配します。

みんなは、発表を、拍手で称えます。

他の意見はありませんか?

「はい!」

さあ、次の子供さんが主役になります。

みんな、頷きながら、意見を聞きます。

発表者も嬉しそう。

そして、やっと、先生が動いた!

先生のまとめをみんなで注目。

自分の言葉で、まとめて。

お友達の言葉で、高めあう。

こんなふうに、みんなで、練り上げていくお勉強って。

楽しくって、ためになる、ものでしょうね!

 

5年生、素敵な授業風景をありがとう\(^o^)/

※文部科学省は、このような、「主体的、対話的で、深い学び」の実現を求めているのです。

 

by 校長