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by校「とても珍しい普通の風景」014

登校すると。

多くのボランティアの中で、一際目立つ人たちがいます。

生活委員会の挨拶運動です。

早朝から、タスキをかけて。

登校した子どもたちを「おはようございます!」と元気づけます。

登校が少なくなり、校長が、「もう終わっていいよ」と言っても。

ほぼ最後の一人まで、見守ってくれます。

だって、遠くから歩いて来てくれているから。

元気の良い声で、頑張ったね、と、お出迎えしたいんです。

 

校長が好きなのは。

その後。

一仕事終えて。

タスキを外して。

誰ともなく、友達が集め始めて。

6年生が、自然に、5年生のタスキを貰い受け。

5年生は、自然に「よろしくお願いします。」とタスキを預け。

6年生が、全員分を持って。

教室に向かいます。

 

友達のために、

自分が動いて、

手を差し伸べる。

 

そんなことを、普通に思う祝吉っ子。

 

校長の目から見ると、

それは、とても珍しい風景であり、

だから、とても素敵な子供達だと思うのです。

 

by 校長