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by校「勇者お二人」012

なぜか、シーズン前のプールに人影が・・・。

体育主任先生が、熱く語っています。

結構キツく回さないといけません。

ふむふむ。

お二人は、実は、今年初めて生まれた、

プールボランティアのお二人なのです。

実は、プールの水入れは、深夜10時からしか開栓できません。

日中に放水すると、ご近所の水が出なくなるからです。

これまで、体育主任先生は、毎週深夜に学校に来て、開栓作業を行っていたのです。

とても負担感の強い作業だったのです。

校長、どうにか、地域の方のお助けができないものか、PTA会長に相談しました。

「誰かボランティアで開栓してくださる方はおられないでしょうか?」

すると、

会長の呼びかけに、

ご近所のこのお二人の方が、

「いいですよ。子供たちのためにやりますよ。」

と、手を挙げてくださったのです。

(°_°)

これは、祝吉小にとって、奇跡的な出来事でした。

史上初のプールボランティアの誕生です!

大きなハンドルを回す作業は、力も必要です。

豪快に放水!

開栓の説明・練習は熱く続けられました。

まさか見つかるとは思えなかった、プールボランティア。

祝吉という地区の皆様の、子どもを大切に思う、お志の高さを実感しています。

祝吉小の歴史を塗り替えた、プールボランティアの勇者お二人。

どうぞ、

祝吉っ子の笑顔のために、

よろしくお願いします!

了解です!

頼もしいお二人の後ろ姿に、校長は、涙が浮かびました。

 

さて。

深夜10時。水入れ開始の連絡が入りました。

そして。

翌日。

早朝6:00。

なんてことでしょう!

まるで、測って止めたかのような。

見事な、水量。

プールの上限、ぴったしに溜まっていました。

そして、その3時間後。

プールに1年ぶりに歓声が上がりました。

祝吉っ子は、みんな、プールが大好き!

冷たいお水で、プール開き。

この子どもたちの幸せの全ては。

この

お二人の勇者!

プールボランティアのお陰

なのです。

 

祝吉地区には、

皆さんが唱える、

大切な言葉があります。

それは、

「地域の子どもは、地域で育てる」

という言葉なのです。

 

祝吉地区。ありがたや。ありがたや。

٩( 'ω' )و

 

by 校長