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by校「見えなかった素敵なプレゼント」036

いつも、見ているのに。

全く気づてなかった事象が。

ある日、ふと、目に飛び込んでくること

があります。

 

3年生。

みんな、集中して頑張ってます。

暑いのに、よく頑張るなあ。

授業を見つめる校長に、

子どもさんのある行動が、

目に飛び込んできました。

 

え?

何か集めてますか?

え?

なるほど。

そう言うことですか。

素晴らしい!

学級を汚さないように、お手手に集めて。

そして、どうするの?

その子どもさんは、静かに、移動していきました。

そして、ゴミ箱へ。

席に戻って。

そして、授業に集中していきました。

すごい子どもさんだなあ。

丁寧な子どもさんだなあ。

 

消しゴムかす、

手ではたいて、

チャッチャッて

子どもさんが多いんじゃないかな・・・。

 

と、思い、改めて、教室を見渡すと・・・。

 

あら。

見えてくる、学級の常識。

この子どもさんも。

そして、この子どもさんも。

素晴らしい!

さらに、さらに、この子どもさんも。

すごい!

何気に見渡すと、

見えなかった、

学級の常識。

先生の教えって、こんなに、すごいのですね。

自分の担任時代を思い出して・・・。

恥ずかしくなりました。

こんな「丁寧な指導」、してなかったよな・・・。

きっと、この子達は、お家でも、消しゴムかすを丁寧に集めて。

ゴミ箱に捨てに行っているのでしょう。

 

たかが、消しゴムかす。

されど、消しゴムかす。

 

 

先生から、素敵なプレゼントをもらいましたね。

 

小さなゴミを散らさないこと。

それは、小さな一歩だけど。

あなたにとっては、大きな一歩になっていくと思うよ。

 

 

 

by 校長