ブログ

by校「砂一粒も許さない祝吉っ子の心意気」032

6年には、難しい課題が投げかけられます。

「指示待ち」になるな。

「自ら考え行動できる人たれ!」

子どもに、指示ばかり与えていては、自分で考えて行動できる人は育ちません。

その日の日程を見て、「何が必要か」考え行動させることから、祝吉っ子育ては始まります。

 

ある日。

5年生、草取りボランティア。

6年生、廊下清掃。

今日も、いつものように、いつものボランティア活動が始まりました。

でも・・・。

いつもと違う方向に向かう祝吉っ子、発見!

どこ行きますか?

もう、そこには、自由意志で集まった仲間たちが。

なるほど。今日は。

あの日だものね。

大切な日。

体育館を綺麗にして、下級生を迎えよう。

誰に言われるでもなく、始まる、祝吉っ子の気配り活動。

今、体育館にいる職員は、校長のみ。

しかし、祝吉っ子の活動は、どんどん進んでいきます。

誰が言うでもなく、誰が指示するわけでもなく。

それが、必然だとでも、言うように。

一糸乱れぬ、見事なボランティア活動。

校長の目に、涙が滲みます。

目がかすんで、ピントが合わないヨー。

祝吉っ子のボランティアは、手を抜くことを知りません。

砂一粒も残さない、徹底した、ボランティア活動。

この子達は、

床をはき、

美しくすることで、

自らの心も磨いているのです。

人工芝に入り込んだ、砂つぶ一つ

残すことを「許さない

これが、祝吉っ子の心意気なのです。

by 校長