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by校「校長のウェルビーイングの理由」038

何度かお伝えした、「一粒も残しませんボラ

校長のカメラには、何回もそのシーンが記録されています。

でも、それに着目したのは、おそらく、このシーンが最初だったかと思います。

生活委員さん、挨拶運動。

生活委員が、祝吉っ子の挨拶を広げるぞ、意欲に満ちた、毎日の活動。

900名の登校は、さすがに、エネルギーを使います。

何回挨拶しても、何百回挨拶しても、当校は続きます。

校長、そろそろ、喉、ガラガラ・・・。٩( ᐛ )و

さて、6年生が、ボランティアを始めます。

下級生や地域の方に挨拶を届けながら、丁寧に落ち葉を掃きます。

下級生は、そんな6年生のボランティアの姿を見て、登校します。

下級生が育つはずです。

上級生のボランティアの姿、かっこいいもの。

そして、ここから先は、校長しか見られない景色

終了3分前。慌ただしくなります。

全員で、集めたご落ち葉やゴミを、てみで回収します。

皆様には、ここに注目してほしいのです。

「明日もあるし、この程度で、終わるか・・・」が、常識的な判断。

ところが。

このボランティアたちの行動は

レベルが違います。

砂つぶ、

一粒も、

残さないのです。

先生が指示するわけではありません。

誰が、指示するわけではありません。

最後の一粒まで、取り除く、祝吉っ子。

さあ、完璧な撤収作業、完了。

さあ、さらに、ここからです。

てみを運ぶボランティア。

てみを運ぶボランティアのほうきを預かるお友達。

誰も何も言わなくても、自然に、お友達同士の助け合いが始まるのです。

それは、毎日、学校の随所で起きている現象です。

もちろん。

彼らも。

誰からともなく、タスキをたたみ。

私が、持っていくね。と誰かが声をかけ。

いや、今日は僕がいくよ。と声をかけ。

いやいや、私が持っていくわと、声をかけ。

こんな、5・6年生の、心意気。

 

これぞ、まさしく。

日本社会に根ざした

「ウェルビーイング」なのだと思います。

自分の満足に甘んじることなく。

道路を通る後輩が気持ちがいいように、砂つぶ一粒も残さず撤収する。

友達のほうきを自然に預かって直してあげる。

タスキをもらい合い。お友達のタスキを返してあげる。

みんな、考えているのは。

お友達のために、

配慮する心、

他人を思いやる心、

自分だけじゃなく、

お友達が、地域の方が幸せなら、

自分も幸せだという心。

これ、みーんな。

「祝吉小に根ざした、ウェルビーイング」なのです。

 

この子どもたちが、

作っていく社会って、

とっても住みやすい社会なのだろうな、と校長は、考えています。

 

だって、このたちの行動を見るだけで、校長は、とってもウェルビーイングなのですから!٩( ᐛ )و

BGMは、

aoiro 「おつかれさまのうた」from aoiro official 

 https://youtu.be/ChInBfvxJDk?si=O1YGYOf2b_PGnIjU

を、どうぞ。 

おそらく、皆様も、子どもたちも、癒される歌です。

 

by 校長