日誌

どしゃぶりのなかで 考えさせられました

8月31日(木)

最近、太陽が雲に隠れている時間は、若干ですが・・・暑くない時間があります。

雲行きが悪くなると・・案の定「雨」がふりだします。

雨も降る時間帯によっては困るときがあります。外での体育や活動、昼休み・・・そして、登下校の時間など

  今朝も校門で立っていると、その登校時間に「大雨」がふってきました。

 登校する子どもたちの中には、着ている服も、はいているくつも「びしょびしょ・・・」

 「だいじょうぶかなぁ、教室でしっかりふくんだよ、着替えがあるといいけど・・・」とおもっていました。

 

 すると、そんな大雨の中

 一人、カッパをきた飼育委員の児童が、池のメダカやコイ、ウサギの餌やりにきていました。

 いえいえ、きてくれました

 はいているくつが、雨水や水道の水でぬれることも気にせず一生懸命に、その仕事を務めてくれました。

 その児童に向かって、私は、えさやりは「今日はいいよ・・」とか「雨があがってからでいいよ・・」といった、言葉をかけようか、かけないでおこうかと迷いましたが・・・・、やめて、

 その児童が少しでも雨にぬれないように、かさをかたむけました。

 そして、全て終わって教室へ戻る際に・・・・

 その児童にとっては、動物へのえさやりや皿洗いはやって当たり前のこと・・・と、感じましたが、

 最後に、「ありがとうね・・・」の言葉をかけました。

 

 池や小屋の中にいる多くの動物たちにとって、毎朝、えさを食べることは、生きていくためにはとても大切なことであり、楽しみにしていることです。そんな気持ちを考えて、そんな小動物たちの命を大切に思う気持ちから、大雨の中でも、えさやりに来てくれたのだと、強く、心を打たれてしまいました。さらに、心を育てていく教育の大切さも。

 

 丸野小では、登校後、毎朝、飼育委員会が中心となって小動物のお世話をしてくれています。そのおかげで、命が保たれていますし、命が誕生しています。そして、子どもたちの心と態度に、命を守ろうという気持ちがさらに育ち、広がっています。

 

今日の朝10分程度の出来事でしたが、ありがとうございます。

そして、飼育委員会の皆さん、毎朝、ありがとうございます。