日誌

高齢者との楽しいひととき(5年生)

11月16日(木)

この日、5年生が「特別養護老人ホーム」を訪れました。

この訪問活動もこれまで感染症予防のため中止になっていましたが、見事復活

「おじいさん」「おばあさん「お爺さん」「お婆さん」「お祖父さん」「お祖母さん」「じいじ」「ばあば」「おじいちゃん」「おばあちゃん」

調べると、いろいろな表記のしかたがありますね。

私は、家族でそう呼ぶ人はもう他界してしまいました。そう呼べる人たちがいたからこそ今の自分がいます。

なかなか身近にいないと交流やお話はできないものです。話したくても。

 

そこで、5年生はこの施設を訪問し、おじいさんやおばあさんたちに楽しんで、喜んでもらおうといろいろな計画とプレゼントを準備しました。

さて待ちに待った訪問イベント

はじめに、施設の方からの説明を聞きました。

高齢者は小さい声が聞こえないこともあるので、ふだんの声量をコントロールする必要があります。

高齢者を守る&生活しやすく、楽しくなる環境づくりがあちこちで工夫されています。

あいさつや施設内見学が終わりついに交流開始

(施設管理上、高齢者や施設内の詳細がわかる写真には加工が施されていますのでご了承下さい)

なかなかの緊張感でしたね。

高齢者の方も同様でした。

でも時間とともにその緊張感もとけ、お互い優しい表情と言葉で交流できました。

各グループは、高齢者の7-8名の前で、あいさつと交流内容を説明しました。

今回は、高齢者と一緒にビオラやパンジーといったお花を植えるということをしました。

目の前で、車いすに乗った高齢者の方が、ちいさなスコップで土をとって花を植えています。

子どもたちはそのお手伝いを献身的にしています。

相手の立場に立ってよく気付きながらお手伝いをしています。

この班の担当の中には、身の上話を、涙を浮かべてお話をされている高齢者の方もいらっしゃいました。

子どもたちは静かに、笑顔でやさしく対応していました。

時間はあっという間に過ぎ、施設をあとにしました。

子どもたちは、将来の夢につながるキャリア教育の点からも、上手に思いを伝え、相手の話を聞くという点からも、気配りやコミュニケーションの大切さなど、多くのことを施設の皆さんと一緒に学ぶことができました。

施設の皆様、高齢者の皆様 同じ時間を過ごしていただいてありがとうございました。