いざ 鹿児島へ(修学旅行事前授業 校長編)3回実施しましたよ
5月1日と5月7日(4月に1回)
5月中旬に予定されている「6年生修学旅行」。
今年度は、コロナ禍のため、修学旅行では数年、訪れていなかった「鹿児島」方面の修学旅行になります。
やはり、新型コロナという感染症は、いろいろなところに大きな影響を及ぼしていましたね。
子どもたちははじめて、担任も久しぶりの修学旅行ということで、本旅行については、4月に入ってすぐの計画やしおりの作成、メンバーづくり、さらには、旅行会社との打ち合わせと多くの業務をすすめて参りました。何と言っても、子どもたちの安全と安心な旅行にするため。
さて、5月中旬の実施は時期的にメリット、デメリットがあります。
勉強面では、
① 鹿児島の歴史〈幕末〉
② 平和教育〈戦争と特別攻撃隊〉
組織的には
③ 子どもたちの役割分担や人間関係
④ 教師と児童の信頼関係
しかしながら、今年の6年生は、担任が持ち上がりのため、ある程度、人間関係や健康体力面等も把握しており、子どもたち同士の信頼関係も絆も強くなっています。
問題は①と②の学習面。あとは、保護者の負担(支出や準備)等が考えられます。
そこで、今回は、校長自らも旅行には参加するので、子どもたちとのラポートをつくりたいとの考えもあり、3時間の総合的な学習の時間を「修学旅行事前学習」ということで校長校内出前授業をすることにしました。
カリキュラム上、①幕末や②太平洋戦争についての社会科の授業は、2学期から3学期にあります。それを待っていたら旅行に行けなくなります
そこで問題、「鹿児島の幕末の偉人は」・・・というと
「わっぜおいなー」とか、「まこちおいが」・・という言葉が聞こえてきそうですが。
「せごどん」いわゆる「西郷隆盛さー」とか「大久保利通さー」、東郷平八郎さん、島津さん・・・いっぱいいらっしゃいますね。
全く知らないままの修学旅行ではもったいないです。そんなまだ習っていない学習内容(幕末中心と太平洋戦争)を授業しました。西南戦争とかも。
そして、知覧特攻平和会館を訪問するので、戦争や神風特別攻撃隊のこと、も、多くの資料を交えながらすすめました。
子どもたちは、なぜ戦争をしなくてはならなくなったのか、今起きている戦争や紛争についても考えていましたよ。
子どもたちはタブレットをいつもさっと開けて、自分の疑問を解決しようとしています。
まるで使い慣れた文房具や図書のように。さすが丸野小。
さあ、修学旅行が楽しみです。