わりあい 割合 ワリアイ(4年生算数)
9月14日(木)
「サンスウでワリアイ」と聞くと・・・「あーっ、あったね 習ったわ」・・・と思い出す皆さんも多いのでは。
思い出・・・様々ですよね、たぶん・・・。
実は、今、4年生がその学習を始めています。
「大人になって使わないんじゃ・・・」と思うかもしれません。
ただし、「割合」という言葉そのものでなく、例えば、燃費(ねんぴ)とか時速(じそく)とか、何倍とかいう言葉に変身して出現しています。手ごわい相手ですね。
算数の文章題は、言葉だけでなく、漢字も、数字もあるし、それらを理解し、使って計算式を立てて、解答します。
その計算(たしざん、わりざん、かけざん、ひきざん)の方法を下学年で習得した上で、上学年では生活につながるより難しい問題にも取り組んで行きます。
割合もそのひとつです。
これは、45分間で学習した「割合」の黒板です。
もちろん、授業スタート時は何も書いてありません。
その後、45分間かけて、子どもたちの理解度や学習の流れ、発表、教師の意図する図や言葉を記していきながら完成していきます。
この時間の最後の練習問題は次の通りでした。(黒板の写真にも書いてありますよ)
Mサイズのドリンク(300ml)の3倍がLサイズ では Lサイズは?
300×3=900 900ml
そうです。かけ算ですね。
では、
Sサイズ(?ml)の6倍がLサイズ(900ml)です。ではSサイズの量は何mlですか。
この問題では、お互いが教え合う時間を有効に使って、納得しながら式をつくりました。
900÷6=・・・・
そう、割り算なんですね・・。
「〇倍」って文章問題にかいてあると、ついついかけ算が頭に浮かんでくるかも・・・。
そこで、納得が必要なんですね。
図を使って考えると・・・
かけ算とは方向がちがうなぁ・・って。
納得できました。
さて、次は、割り算を解くこと。
筆算の登場です。筆算はすでに習った学習内容でしたが、定着と、自信をもって解くことができるように全員で確認しながら解答することができました。
子どもたちも、自分のノートに大きな〇をつけることができました。
「わかった」という言葉が、ひびきわたりました。よかった、よかった。