日誌

短歌(たんか)をつくったよ-1年生

7月11日(火)

 みなさん「たんか(短歌)」って作ったことがありますか?

 そう、「5.7.5.7.7」の31音(おん)【31文字】からなる言葉(ことば)で表現(ひょうげん)する方法(ほうほう)の一つですね。

 小学校では短歌は、3年生ぐらいから取り扱われます。

 今回は(1年3年5年)、「しきなみ子供短歌の会」のも皆さんをお呼びして「短歌指導のあと、実際に短歌をつくってもらう」授業を計画しました。

 さて、その第1弾として、今回は1年生でした。「1年生でつくれるんだろうか?短歌の意味が伝わるのだろうか?と正直難しいのでは」・・・と感じていました。

 まだ、ひらがなをようやく書けるか書けない時期の1年生・・・

 

 そんな心配もどこ吹く風 吹っ飛ぶくらいの素晴らしい短歌を作り上げていました。しかも2時間たっぷり楽しく活動できていました。

 来校された4名の方は、汗をふきながら、子供一人一人の机に寄り添って、もちろん担任も一緒に、ていねいに指導されました。

 感謝感謝です。

 

 今回の短歌をつくる1年生の姿からは、「ほんとうの学力」というのは知識の量(語彙量)だけでなく、今もっている知識(ことば)を活用して、応用して、より高い知識や知恵を自分で創り出し、より新しい・難しい問題や課題を解決していくだと、改めて強く考えました。

 小学生以上にあてはまるのかもしれませんが・・・・

 大人が勝手に、できないかなぁと思っても、子供は、ていねいな説明(基礎・基本)を何回も聞き、そして、実際に何度かの試行錯誤や、失敗を重ねる(体験や経験)ことで、必ず何かを創り出します、生み出します。

 この繰り返しが学力の定着につながります。さらにそれらを応用し、より高度な難題を解決、突破していくことが、ほんとうの学力(生きる力・生き抜く力)につながるのではないでしょうか。

 途中で決してあきらめない、あきらめさせない、そして気付かせていく、ひらめかせていくことを、私たち子供を育てる大人も、学び続ける必要がありますね。

 今回、来校し、指導支援された皆様・・・本当にありがとうございました。また、次回もよろしくお願いします。