日誌

味覚の授業を実施!

味覚の授業を実施(4年)

 今日は4年生を対象に、プロのシェフの方をゲストティーチャーとしてお招きし、味覚の授業が実施されました。味覚には、甘味、塩味、苦味、酸味、旨味の五味がありますが、これらを実際に味わいながら学ぶという体験型で授業は進んでいきました。

 まずは、グミを鼻をつまんで口に入れると・・

 おや?? あまり味を感じないようです( 一一)

 そこでシェフの指示により、鼻から息を吸うと、甘い香りが口いっぱいに広がり、子ども達からも「おーー」という歓声が出ていました。

 このように「味覚」とは、口だけでなく鼻も使って感じていることを体験することができました。その後は、砂糖、塩、ダシ等を少しずつ口に入れて、味覚を感じ取っていきました。

 スプーンで少量すくって味見していきます。味覚は舌にある「味蕾(みらい)」というところで感知されるそうです。苦みや酸味は動物も感じることができ、「毒」を体に入れないために感知していると、シェフが教えて下さいました。

 特に子ども達の反応が大きかったのは、「酸味(酢)」を口に入れた後、「甘味」を加えると、口の中で「甘酢」に味変したことでした!(゚Д゚;) これは皆さん大好きな宮崎の名物「チキン南蛮」に使われていますよ。

 このように実際に体験しながらの「味覚の授業」は、子ども達にとってとても楽しく学べる貴重な機会となりました。

 最後にみんなで記念撮影をして授業は終わりました。

 子ども達は「酸味に甘味を足すとおいしくなるのが楽しかった」「苦みや酸味などは身を守るために感じるということを初めて知った」等の感想が聞かれました。

 ゲストティーチャーの方には、味覚について実体験しながらの授業を提供していただき、本当にありがとうございました。子ども達も今日の体験授業をきっかけとして味覚への興味を高め、毎日の食事に感謝しながら食べてくれることでしょう。