学級担任はファシリテーター(上長飯小学校での講義も紹介しますね)
6月19日(水)
◇「ファシリテーター」って聞いたことありますか
話合いや教え合い、場合によっては(ビジネスの)商談などで、「中立的な立場」に立った上で、その中で出た意見や考えをまとめ、よりよい結論に導く「舵取り」をする人とか「役割」を担う人と言われます(諸表現あり)
◇「司会」とはちがうの
ちがいますね。司会はあくまで、議題やタイムスケジュールにしたがってアナウンスして、会議終了まで進行する役割を担う人
本校の先生たちは、できる限り、「ファシリテーター」的な役割を担い、一方的に児童に教え込まず、その授業時間の「課題」に対して、「一人で考え」させたり、「ペアで考え」させたり、いろいろな「友達と交流しながら、自分の考えをまとめ、正解や納得解に向けていったり」しています。そして、自分なりの「学習のまとめ」をしていく。そんな学習の流れを本校でも進めています。また、そのように授業改善をすすめていこうとしています。
もちろん、全てこの授業の流れ・・というわけではないのですが、一人調べや交流学習時には、道具&文具である「タブレット」や資料も活用しながら、自らの考えをもとに、分析したり、友達の意見を取り入れたり、指導者のサポートを受けたりしながら取り組んでいます。
本校の先生は、日々、コミュニケーション力や洞察する力を磨き、計画性や中立性をもって話を進める話術、先見性も身に付けるために、自己研鑽し、お互いで意見を出し合い、アドバイスし合い、高め合っています。今日も。
そんな本校教諭の実践について「同市内の上長飯小学校」でお話を・・・という依頼があったので、この日、
講義をしました。講義をした先生は、昨年度、市の教育論文でも優秀賞をとるなど日々授業改善&学力向上にも努めています。
「わ」「さ」「び」の授業(6月5日の本ホームページご覧下さい)について、本校や自分の実践について、
毎日当たり前に「わさび」授業をされているため、具体的に紹介されていました。
その講義後に、司会役の上長飯小学校の指導教諭の先生が、以下のように言われました。
「先生(本校教諭)は・・・日々の授業を通じて、微細(び)な変化に気づき、先(さ)を読んでその授業の資料を準備し、教師は子どもたちの学びをつないでいくファシリテーター(わ)をされているのですね・・」と。
まさにそのとおりだなぁと大アグリーでした。
併せて、講義の中では、家庭学習の取組(けテぶれ/本ホームページ令和5年9月15日分をご覧下さい)についても紹介しましたよ。
昨年度より中高学年を中心にけテぶれを進めていますが、今後もさらに定着&進化していけるよう継続指導をしていきます。
さあ、1学期は残り一ヶ月、基礎基本の定着に努めていきましょう。
上長飯小学校の校長先生をはじめ教職員の皆様方、このような素晴らしい機会を与えていただきありがとうございました。
これからもこのような小小連携をはじめいろんな連携していきます。