庄内小ニュース

【6年生】 修学旅行レポート:歴史と平和、そして鹿児島の大自然を満喫!

 秋晴れの穏やかな気候の中、11月27日(月)・28日(火)の二日間、6年生は鹿児島方面へ修学旅行に行ってまいりました。歴史や平和について深く学び、また、級友との絆を深める、実り多い旅となりました。

 学校を出発し、まず向かったのは活発な火山活動を間近で感じる有村溶岩展望所。桜島の雄大な景色に、子どもたちは圧倒されていました。

 その後、桜島港からフェリーに乗り、鹿児島水族館へ。ジンベエザメやイルカのショーに歓声が上がりました。

 午後からは、楽しみにしていた班別自主研修です。グループごとに計画を立て、黎明館、メルヘン館、県立博物館など、それぞれの興味に応じて鹿児島市内の施設を巡りました。見知らぬ土地で協力して行動する中で、計画性や判断力が養われました。

 1日目の最後は、維新ふるさと館を訪れ、薩摩の偉人たちの功績や明治維新の歴史について学びを深めました。

 2日目、午前中は、知覧特攻平和会館を訪問しました。特攻隊員たちの遺品や手記に触れる中で、戦争の悲惨さと、平和の尊さを深く感じることができました。バスガイドさんの特攻隊の話にも熱心に耳を傾け、涙を流す児童もいました。「いのち」の大切さ「平和」の重みこの学びは、子どもたちの心に深く刻まれ、「自分たちが生きる今」と「未来」について考える貴重な機会となりました。

 旅の最後は、平川動物公園へ。自然の中でのびのびと過ごす動物たちを見て、リラックスした時間を過ごしました。

 この修学旅行は、単なる楽しい思い出づくりだけでなく、集団行動の規律、歴史や平和への理解、そして自主性を育む大切な学習の機会となりました。知覧での学びを通して、子どもたちが、命の尊さ、平和の重要性について、真摯に向き合っている姿を見て、大変頼もしく感じました。

 この旅で得た多くの学びと経験を、これからの学校生活、そして将来に活かしてくれることを期待しています。