トップページ

あこがれプロジェクトその2

 4月19日付のHPに「動き出したプロジェクト」として始業式での話しを掲載し、計画委員会がアクションを起こし始めたことをお知らせしました。現在は、代表委員会で「あこがれられる人」になるための方策をいろいろと考えていくことになっています。

 私も一貫して、「あこがれられる人」に関連する話を全校朝会を活用して、話していこうと思っています。ちなみに、5月の全校朝会では、「あこがれられる人」になるために、こんなことをやっていこうということで、ACジャパンでずっと前に流れていたCMを利用し、「人を笑顔にする思いやり算数」ができるようになろうという話をしました。

 人を笑顔にする思いやり算数は、今から10年くらい前に、ACJAPANのCMで流れていたものです。思いやり算数とは、
・ たす(+)助け合う ・ ひく(-)ひきうける ・ かける(×)声をかける ・ わる(÷)いたわる です。文字通り、たす(+)は、助け合うことです。一人一人の力は小さいものであっても、仲間が力を合わせ互いに助け合うことで、より大きな力を発揮することになります。ひく(-)は、困っている人のちょっとしたことを引き受けてあげることです。誰だってきついことや面倒なことは引き受けたくないものです。しかし、進んで引き受けることで、互いに喜び合える関係が作れます。かける(×)は、声をかけることです。あいさつを含め、優しい言葉や励ましの言葉は、相手の力になり、互いの心が一つになれます。わる(÷)は、いたわることです。いつもいたわる心を持っていれば、相手の心が和み、笑顔が還ってくると思います。
 このCMは、最後に、「それは人を笑顔にする算数。思いやり算。ほら、優しいでしょ。」と結んでいます。小さな優しさが人に笑顔を与えます。気配りや心配りが人の気持ちを温かくさせます。思いやりは、人が人と付き合っていく上で、とっても大事なものだと思います。思いやり算をしっかりと使っていけるような子どもは、誰からも「あこがれられる人」ですよね。4年生の算数の「計算のきまり」の中で、かけ算やわり算が混じった計算は、かけ算やわり算を先に計算すると習います。しかし、思いやり算はどれからやっても大丈夫です。どんな計算をしてもプラスにしか働きません。できることから始めてほしいと思います。

 保護者の皆様もYouTubeで「思いやり算数」を視聴してみてください<(_ _)>