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AIを越えて


昨日は「清掃班会」でした。





学校ではまだまだ清掃の時間というのがあって、
子供たちに清掃をさせています。

インドなどでは「カースト」という身分制度がいまだに残り
「清掃」を担当する身分というのがあるらしく
公教育の中に「清掃」という時間があるのを
「??????」という文化なのだそうですが

日本では、特に三股町では、
「学校は心身を鍛え磨く場」として認識され、
清掃指導の充実に取り組んでいます。

実際に、上の写真のように
上下の学年が混じりあって
上級生が下級生にお手本を示し、
わからないところお互いに教えあいながら
それぞれの担当場所の
清掃手順と分担を確認していきます。

それぞれの子供たちが目標や方法を考え
見通しをもって、自分のペースで
仕事を進めることができるように話し合っています。

インドのように清掃は外部に委託して
「ル〇バ」が走り回っていればいいではないか、
という考え方もあるのでしょうが、
AIに頼っていては見につかない
試行錯誤の貴重な体験の世界が
そこにはあります。

本日からは、「実践の場」。









それぞれの子供たちが、
それぞれの場所で、
それぞれの計画に沿って、
一所懸命掃除をしています。

AIが社会に進出してきている現代社会でも
未だに新入社員研修の第一歩は
「あいさつ」と「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」
なわけですから、
こういった何気ない時間はとっても大切ですよね。

(校長)