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今日の給食(48)


お待たせしました。
今日の給食の時間です。

今日の給食は、「七夕汁」「いわしの梅煮」「梅の香和え」「七夕デザート」
です。



この「七夕汁」は完全に学校給食の「行事食」であり、
学校給食会で作り出したメニューだと思っていました。
あながち間違いではなく、給食ならではの「行事食」なのですが、
いろいろ調べてみると・・・・・・

七夕にそうめんを食べるといいことがあるという言い伝えがあるらしく、
全くのオリジナルでもないんだなあと思いました。

さらに調べてみると「延喜式」という平安時代の書物に
「七夕にはそうめんだぜい!」
というような記述があるらしく、
1200年前から七夕にはそうめんがいい、となっていたらしいです。
すごいですね。
たかがそうめん、されどそうめん。
奥が深い。

私にとっての七夕の言い伝えとは、
「朝起きたらすぐ、
 にわのさといもの葉っぱやら、
 植えてある野菜の葉っぱについている朝つゆを硯に集めて墨をすり、
 それで字を書くと字が上手になる」
 と、婆ちゃんから聞かされて、
ひたすらその通りしたにもかかわらず、少しも上手にならず・・・・・・

ひょっとして婆ちゃんの言う言い伝えとやらは、
全く根拠のないものではないか・・・

などという、
こだわりが強く、疑り深い私の人格形成のもとになった
悲しい出来事を思い出します。
単に字が下手だったというだけなのですが・・・・

ところで、



七夕ゼリーも付いていました。

子どもたちは、こういうデザートが大好きですね。
しかしながら、注がれたものを全て食べた子にだけデザートを食べる権利がある、
というルールがあったりして
(私が小学生の頃はそうでした。)
好き嫌いの多い子にはなかなかゼリーにたどり着けない、
という悲しき世界でした。
(校長)