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あんな格好?こんな格好!


先ほどまで、外で草刈りの続きと駐車場の砂利入れをしていましたが、
あんまり暑いので、へろへろになって上がってきました。
汗を拭いて一息ついていると以前の学校のことが
ふと思い出されました。

結構な大規模校でスポーツ少年団が強かったので、
県内外のあちこちから練習試合に来るような学校でした。

ゴールデンウイークに、
よせばいいのに、
元来が好きなものですから・・・・
今年のように
花壇の横の木を切り倒して、花壇に入り込んだ根っこを全部掘りだして
土を全部入れ替える、という仕事をやっておりました。

すると、幼稚園くらいの子を連れたお母さんが、
「〇〇ちゃん、よく見ておきなさい。
 ちゃんと勉強しないと、
 みんながお休みの時に、
 あんな格好して働かないと
 いけなくなるんだよ。」
すると幼稚園くらいの女の子が
「はい、ママ。」


我が耳を疑いましたが
よく見ておくように言われた私としては、
なんと返事をしていいものか・・・・・
汗だくで仕事をしているにも関わらず
はっきり聞こえる声で言われましたので
これは返事をしないといけないのかとも考えましたが・・・・・
どんな格好かというと、
あんな格好は、こんな格好だったのですが、



まあこの格好は、私の「ユニホーム」だといってくれる人もいるし、
「外用スーツ」だといわれたりもして、
自分としては結構お気に入りですし、
そりゃあ成績は、一桁から3桁まで今年のカープのように上下はしたものの、
それなりにやってきましたし、
休みはきちんといただいていましたし、
好きでやらせていただいていることではありましたが、
人によって価値観は様々だなあと思いました。

何より、もう小学生になったであろうその子は、
どんな価値観をもって大人になろうとしているのか・・・・・


先日本校の遊具の下を草刈りするときに、
安田公園で遊んでいた小学生の子たちに
「草刈りするからしばらく向こうであそんでいてね。」
とお願いし、おわったので、
「おわったからあそんでいいよ。」
と声をかけると、
「わあい、ありがとうございましたあ。」
と、私にお礼を言って遊びに行きました。

さすが、「文教三股」勝岡の子は立派でした。
(校長)