日誌

家庭教育学級

 先日、家庭教育学級で「認知症サポーター養成講座」を行いました。
 5・6年生児童も一緒に参加しましたので、子どもたちにも大人にも分かりやすい内容でした。認知症について正しく理解することの大切さ、地域で認知症の方へ支援していくことの大切さを学びました。具体的には、①見守る ②余裕をもって対応する ③声をかけるときは一人で(恐怖心をあおるため) ④後ろから声をかけない ⑤相手に目線を合わせてやさしい口調で ⑥おだやかにはっきりした話し方で ⑦耳を傾けてゆっくり対応する です。今回は、社会福祉法人まりあの方に来ていただき、寸劇を見たり一緒に考えたりすることができました。認知症症状はあっても、人としての感情の働きがなくなったわけではなくプライドは失っていません。どんな気持ちで過ごしているのかを知って、やさしく温かい気持ちで接していきたいものです。


 また、山之口地区の合同家庭教育学級が行われ、こちらは県内の児童相談所長や自立支援施設長として関わっておられた 林 和豊氏 の講話でした。しつけの仕掛け、子どもの悩みと親の対応について、様々な例をあげながら分かりやすく話してくださいました。参加された皆さん、そうそうとうなずきながら聞きあっという間の時間でした。これから悩まれることがあると思いますが、対応の仕方についてヒントとなる資料があります。希望がありましたらお渡しします。