2016年6月の記事一覧
小林小学校4年生伝統!兵児踊り!
4年生は、総合的な学習の時間に、ふるさとの伝統芸能である「兵児(へこ)踊り」の学習に取り組みます。この学習では、総合的な学習の時間の目標である「問題の解決に主体的、創造的、共同的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにする」とともに、ふるさとのよさに気付きをふるさとをみつめようとする態度も育てたいと願っています。
この学習では実際に地域の「兵児踊り」保存会の皆さんをゲストティーチャーに招き、踊りの由来や踊りにこめられた願いなどをお聞きするとともに、体験的な活動として実際に踊りを教えていただき、秋の運動会で保護者や地域の方々に披露することとなります。
6月17日(金)は校区の真方地区「兵児踊り保存会」の方々から、「兵児踊り」が始まった由来や踊りにこめられた願い、さらに踊りの種類、衣装などについて教えていただきました。子どもたちは、自らの学習課題に沿ってメモをとりがら話を聞くとともに、多くの質問を投げかける場面もみられるなど、興味深げに取組んでいました。
また、実際に衣装の着付けの指導をしていただき、赤や黄色などの鮮やかな帯を締めてもらうと、心も引き締まり、この学習に対する興味もさらに高まったようでした。
さらに、授業の最後の場面で、「兵児踊り保存会」の方々の鐘や太鼓に合わせて、流れるような「踊り」を目の当たりにした子どもたちからは、「お~」「すご~い」などの歓声が上がる場面もありました。今回の学習を通して、自分が踊る姿を重ね合わせながら、今後の活動をへの期待感も一段と高まったようでした。
ふるさとに古くから伝わり受けつがれている郷土芸能の大切さを実感し、伝統芸能のよさに触れながら、目的をもって主体的に今後の活動に取り組んでほしいと思います。
保存会の皆さん。今後もご指導をよろしくお願いします。
春の遠足に行きました!
5月13日(金)は春の遠足。澄み渡る青空、照りつける太陽のもと、4年生はえびの市にある「グリーンパークえびの 南九州コカ・コーラボトリング社 えびの工場」の見学に行きました。数日前から期待感でいっぱいの子どもたちは、当日も元気いっぱい、とても楽しく一日を過ごしました。
遠足の日は、小林駅から電車でえびの駅に向かい、そこからグリーンパークえびのまで徒歩で40分ほどの道のりを、子どもたちは楽しげに歩いていました。中には、「先生、疲れました…」「あとどのぐらいで着くんですか…」などの声も聞かれましたが、予定時刻には全員が無事到着することができました。
到着後は、さっそく工場見学です。普段、商店や自動販売機で目にしている飲み物が目の前で作られている工程を見ると、歩いてきた疲れもすっかりとんでしまい、興味深そうに見学する姿が印象的でした。見学中は、「うわ~機械がたくさんある!」「こうやって缶コーヒーができてるんだ!」など子どもたちからは驚きの声がたくさん聞かれました。
さらに、工場では環境に配慮した取組として、従業員の作業服は使用したペットボトルからリサイクルによって作られていることや、コーヒーやお茶などのかすは、使用後は植物の肥料として100%再利用していることなどを教えていただきました。地球にやさしい取組みを行っていることを知り、自分たちにもできることを行うことが大切だと実感したようでした。
昼食・自由時間では、施設のとなりにある広場で楽しそうに過ごす姿が見られました。帰る時はほとんど、疲れ切った様子の子どもたちでしたが、今日の一日が、一人一人にとって思い出深いものになったことと思います。本当に充実した楽しい一日でした。