学校より

4つの子

 卒業・修了の日が近づいてきました。どの学年もどの授業でも、人を大切にする子、自分の考えをもつ子、自分を表現する子、チャレンジする子が見られます。2年生の学級会(話合い活動)は、以前は、司会者や記録者の横にいてサポートをしていた担任が、教室の後ろにいました。1年間の積み重ねで、子どもたちが主体的に会を進められるようになっていました。6年生の音楽では、卒業式の歌を練習していました。これまでの恥ずかしさや周囲を気にする雰囲気が一変し、皆が思いを一つに、一人一人が精一杯歌っていました。在校生や保護者の方に、歌声とともに6年生の思いが必ず届くと思います。また、麓輪太鼓踊りを、6年生が5年生に教える学習の1時間目が行われました。今回は、輪太鼓の付け方を教えていました。6年生が5年生に、1対1で教えるので、5年生ができるようになるのも早いです。「教えるのって難しいですね。」という6年生の声も聞かれました。できるだけ5年生にさせてみて、困ったときにサポートする6年生の姿も見られました。試行錯誤でチャレンジしている麓輪太鼓踊りの校内伝承ですが、異学年交流での学びがたくさんあることに気付かされます。