11月13日(水) 本日は、初期研修者による道徳科の研究授業がありました。
2年生は「なんどでも」(主題名:がんばったあとのよろこび)という教材を通して、”自分のやるべき勉強や仕事をしっかりと行うこと”について考えました。かけ算九九の七の段を何度も練習して習得した主人公の気持ちを考えるために、心情メーターで心の様子を可視化したり、人物になりきってインタビューに応じたりする活動を取り入れながら授業を進めていきました。そして、辛いことでも頑張るとできるようになることが増えたり、清々しい気持ちになったりすることについて、みんなで共有していきました。
4年生は、「新次のしょうぎ」(主題名:正直はだれのため)という教材を通して、”過ちは素直に改め、正直で素直な心で生活すること”について考えました。将棋の対局中にふっと悪い考えが頭をよぎり、不正をしてしまった主人公の気持ちを考えるために、「天使と悪魔」になりきって役割演技をすることで、主人公の心の葛藤について共感したり本音で語ったりしていきました。例え、不正したことを謝れなかったとしても、二度と同じ過ちをしないと考えることができれば、今後、自分に正直に生きることができるのではないか、という議論が行われていました。
子どもたちが真剣に、そして笑顔で友だちや先生の話に耳を傾けたり議論したりする姿から、充実した学びだったことが伝わってきました。初期研修者の大きな成長も感じられた授業となりました。
日本教育工学協会
学校情報化認定委員会より
学校情報化優良校の認定を受けました。
(2022.9)